Windows 10で検索キーワードなどのテキストを入力しようとしたけど、漢字の読みがわからなくて上手に入力できないということがあるでしょう。
コピーペーストで入力できるのであれば早い話ですが、本の中の気になるキーワードを検索する場合などは話が変わってきます。
そういう時は手書き入力機能を使用しましょう。手書き入力機能を使えば読み方が分からなくても漢字を入力できます。
手書き入力の方法はいくつかありますが、特に使いやすい2つの方法
- Microsoft IMEを使う方法
- Chrome拡張機能を使う方法
を紹介します。
手書き入力する方法
Microsoft IMEを使う方法
Microsoft IMEとはWindows 10に標準インストールされている入力補助機能です。Google日本語入力など他の入力ソフトを入れてない場合はMicrosoft IMEが自動的に使用されています。
まずはタスクバーの入力モードを右クリックしてメニューを表示します。
IMEアイコンではなく「あ」や「A」といった入力モードの方を右クリックですので間違えないようにしてください。
メニュー中央付近の
をクリック手書き入力できるウィンドウが表示されます。
試しに何でも良いので文字を入力してください。
マウスで入力するのでめちゃくちゃになるかもしれませんが、形がそれっぽくなっていたらちゃんと認識してくれます。
表示された入力候補の文字をクリックすると現在編集できる状態になっているテキストボックス・入力欄に入力されます。
文字にカーソルを合わせることで読み方を表示してくれるので、読み方を調べる際にも役立ちます。
かなりシンプルですが、シンプルだからこそ使いやすい作りになっているのでおすすめです。
Chrome拡張機能を使う方法
Google ChromeやMicrosoft EdgeなどChrome拡張機能を使えるブラウザを使用している場合は、拡張機能だけで手書き入力することが可能です。
この方法を使えば手書き入力できないGoogle IMEを使用している方でも、IMEを切り替えずに手書き入力することが可能です。
まずは拡張機能をインストールしましょう。インストールする拡張機能は「Google入力ツール」です。
「Google 入力ツール」をインストールしたら拡張機能アイコンをクリックします
ペンマークがあるほうの「日本語」をクリック
すると右下にこのようなウィンドウが表示されます。
こちらのウィンドウにマウスで手書き入力することで、読み方がわからない漢字も入力できます
ウィンドウを非表示にしたいときは右上のバツボタンをクリックするだけで大丈夫です。使いたい時だけ表示させましょう。
Windows10で読み方がわからない漢字を手書き入力したい場合は、この二つの方法のどちらかを知っておけば大丈夫です。自分が使いやすいほうを採用するといいでしょう。
「新しいタブ・Chromeウェブストア」では使えないので注意
拡張機能の仕様の都合上、「新しいタブ」と「Chromeウェブストア」では手書き入力のウィンドウが表示されません。
Google検索結果ページやこのページなど、拡張機能を使用できるページで手書き入力しましょう。