Windows10にはソフトウェアの外観を暗くするダークモードという設定が用意されています。
ダークモードを有効化することでエクスプローラーなどのダークモード対応ソフトウェアの外観が暗くなり、目に優しいデザインに置き換わります。
とても便利な機能ですが、昼間はライトモードで使用して夜間だけダークモードで使いたいという方もいるでしょう。
残念ながらWindows10には時間を指定して自動的にライトモードとダークモードを切り替える設定は用意されておらず、全て手作業で行わなければなりません。正直言って不便です。
そういう時に役立つのがAuto Dark Modeというフリーソフトです。
Auto Dark Modeを使用することで、指定した時間帯のみダークモードを有効化することが可能であり、夜間だけダークモードにするという設定が可能になります。
また、ダークモード時とライトモード時で使用するデスクトップ壁紙を変更できるため、昼と夜で使用する背景画像を変更することも可能です。
今回は、日本語に完全対応していて使いやすいAuto Dark Modeについて紹介していきます。
Auto Dark Modeのダウンロード・インストール
Auto Dark ModeはGithubのリポジトリにて公開されています。まずは下記リリースページにアクセスしてください。
Releases · AutoDarkMode/Windows-Auto-Night-Mode
Auto Dark Mode Version X.X.X(Xはバージョン番号)が一番上に表示されていると思いますので、少し下にスクロールしてAssetsを確認します。
Assetsの"AutoDarkMode...Setup.exe"
をクリックしてください。これがAuto Dark Modeのインストーラーです。
インストーラをダウンロードしたら起動してください。
これはリリース直後で「ダウンロードされた回数が少ない」ことが原因なので問題はありません。詳細情報をクリックしたら表示される実行をクリックしてください。
インストールの流れ
を押すとインストールが実行されます。
この画面が表示されたらインストール完了です
これでインストール成功です。
自動切り替え設定をする
インストールが完了したらAuto Dark Modeの設定をしていきましょう。
Auto Dark Modeを起動するとこのような画面になっています。
デフォルトでは自動切換えが無効になっているので
にチェックを入れておきましょう。チェックを入れたら、
でライトモードにする時間とダークモードに切り替える時間を設定します。仮に「ライト」を7:00、「ダーク」を19:00に設定していた場合の挙動は以下の通りです。
- 7時~19時はライトモード
- 19時~翌7時はダークモード
という設定になります。
設定したら必ず
を押してください。 を押さないと自動切り替え設定は保存されません。これで、指定した時間帯に合わせてライトモード・ダークモードが切り替わるようになります。
Auto Dark Modeを開いている最中は注意
動作チェックなどでAuto Dark Modeのウィンドウを表示し続けておく方もいるかもしれませんが、Auto Dark Modeの設定ウィンドウを表示してくれているとライトモードとダークモードの切り替えが行われないことがあります。
ですので、設定を終わらせたらAuto Dark Modeのウィンドウを閉じておきましょう。タスクトレイには格納されませんがしっかり動作しています。
気になる方は、今から1~2分後にダークモードに切り替える設定してすぐに設定ウィンドウを閉じ、動作チェックをすると良いでしょう。
ライトモード用・ダークモード用の壁紙を設定する
冒頭でも簡単に紹介しましたが、Auto Dark Modeはライトモード・ダークモードに合わせて自動的にデスクトップの壁紙を変更できます。
変更する場合は左メニューの
をクリックします。をクリックします。
事前に自動切り替え設定を有効化しておかないとボタンをクリックできない(設定できない)ので注意してください。
デスクトップ壁紙を2枚設定できる画面が表示されるので、それぞれ設定して
ボタンを押してください。これでライトモード・ダークモードに合わせて自動的に壁紙が切り替わります。
おわりに
Auto Dark Modeの基本的な使い方は以上です。
パソコンを再起動しても自動的にAuto Dark Modeが立ち上がるようになっているので、時間設定さえ間違えていなければライトモードとダークモードが自動的に切り替わるでしょう。