ブログのアクセスが伸びない人は書きたいことしか書いていない!「継続」を勘違いしないように

ブログでお金を稼ぐために頑張って続けているけどなかなかアクセスが増えなくて悩んでいる、そろそろやめようか考えているという方は多いはずです。 やるからにはやっぱりアクセスを伸ばしたいですし、記事を書けば書くほどアクセスが増える状況にしたいですよね。

そこで今回は、なぜ記事をたくさん書いてもアクセスが伸びないのか、「ブログを継続すべき」の本質は一体何なのか解説していきます。

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記事を書いてもアクセスが伸びない理由

記事を書いてもなかなかアクセスが伸びない場合は必ず何か原因があります。原因は一つとは限らず様々な原因が考えられるので順番に一つずつ見ていきましょう。

記事の導入が挨拶になっている

こんにちは!〇〇です。今日は台風でしたが皆さま如何お過ごしでしょうか。

このような導入は絶対に要りません。必要なのは日々を書き綴る日記を書くときくらいです。通常のブログ記事では全く必要のない駄文ですので絶対にかけないようにしましょう。

実際にいろんな記事を見てみるとさっき書いたような挨拶を書いているブログはほとんどないはずです。

あったとしても1000記事に1記事くらいでしょう。

そのような(ブログ記事にとって)無駄な挨拶よりも記事の本題にいきなり入った方が記事としての価値は何倍も高いので、変な前置きは作らずいきなり本題に入っていくようにしましょう。

記事の導入が挨拶だと問題になる本当の理由

ダメなのはわかったけど具体的にどう駄目なのかいまいちピンとこない方もいるでしょう。

そういう方はこちらのGoogle 検索結果を見てみるとすぐにわかると思います。

Google検索結果

Google検索結果では、記事の冒頭文が検索結果に表示されることが極めて多いです。それくらい大事な冒頭分がただの挨拶だけで埋まってしまうと非常にもったいないのです。

meta descriptionを設定していても無視されて記事の冒頭が表示されることが多いので注意してください。

上の画像を見てみると記事のタイトルで概要は分かるけど、詳細文がただの挨拶だけで埋まってしまって内容が何もわかりませんよね。

これが記事の導入で挨拶文を書いてはいけない一番の理由です。どうしても挨拶を入れたいのであれば導入文200文字ほど書いた後にしましょう。

記事タイトルが感想文

「〇〇してみた」「〇〇行ってみた」だけのタイトルはSEO上あまり良くはなく、検索で発見されにくいです。

もし、何かをやってみたり旅行に行ったことを書きたいのであれば、

  • 〇〇を使ってみた!使いやすさやコスパを徹底レビュー
  • 〇〇に行ってみた!夏に行ったのは正解でした

「夏に行ったのは正解でした」のようななにか一つ付け加えたタイトルにするとぐっと検索ユーザーの興味を引きやすくなります。

もちろんタイトルの付け方は無限大ですので、もっと良い方法があればその考え方で一番いいですし、あまり思い浮かばないという場合は上記の例みたいなタイトルにしてみるといいでしょう。

検索ボリュームを考えず記事を書いている

検索ボリュームとは「キーワードがどれくらい検索されているか」のことです。キーワードによっては月に100満開検索されることもあれば、月の検索回数が10回以下キーワードもあります。

一ヶ月間の検索回数が10回以下はキーワードを狙ってはいけないというわけでもありませんが、アクセスを効率的に伸ばすのであれば、最低でも月間検索回数が100回以上のキーワードを攻めるべきです。

このことを考えず記事を書いている場合は、全然検索されないキーワードで記事を書き続けている可能性も十分にあり得ます。

ではどうやって検索ボリューム調べたらいいのかという話ですが、Google Adwordsのツールの一つであるキーワードプランナーやUber Suggetsを使う方法がおすすめです。

両方とも無料で使えますので、キーワードの検索ボリューム調べたい方はぜひ使ってみてください。

ライバル争いが激しいジャンルを攻めている

アフィリエイトを始めた直後だとクレジットカードやプログラミングスクール・育毛剤など単価が極めて高いジャンルを攻めたくなると思いますが、初心者は絶対にやめておきましょう。

そういった競合が恐ろしいほど強いジャンルでは、並大抵の努力ではアクセスを獲得できません。がむしゃらに頑張るだけでは何年続けてもアクセスが増えないでしょう。

そういったジャンルで検索上位を獲得したりアクセスを伸ばしているのは、

  • 企業が本気で運営している月間100万PV超えのサイト
  • ヤフードメイン下の権威性が恐ろしく強いサイト
  • 莫大な予算をかけて広告を出しているプロフェッショナル

などなど。個人では到底かなわないサイトと戦うことになるので、そのジャンルを攻めている時点で負け戦をしているようなものです。

もちろんわずかなブルーオーシャンを狙ってキーワードを探す方法もありますが、そのブルーオーシャンをベテランのアフィリエイターたちが見つけて勝負を仕掛けてきますので、初心者や少しブログを書ける程度の人では相手にならないでしょう。

アクセスを伸ばす目的であれば、クレジットカードや育毛剤といった競合がひしめき合うジャンルの記事は書かないことを強くオススメします。

更新頻度が低い(トレンドブログの場合)

最新ニュースなどを追いかけるトレンドブログの場合は更新頻度が重要です。

更新頻度が重要なブログやっているにも関わらず更新頻度は1日1記事というペースだとトレンドブログとしての価値は低いでしょう。

本気でトレンドブログをやっている方はライターなどを雇いつつ1日で10記事以上途切れることなく更新しているので、トレンドブログで勝負したい方はとにかく最新ニュースの記事を増やすことを意識するようにしてください。

トレンドブログは他のブログと違って文字数よりも更新頻度がかなり重要なので、変に文字数を増やして1記事3000文字以上とするよりも1記事300~500文字でもいいので更新頻度を重要視したほうが良かったりします。

余裕があるときだけ文字数が多い記事を書いたり、既存記事をリライトして文字数を増やすと良いでしょう。

不要なウィジェットが多い

WordPressの場合、ほとんどのテーマにおいてサイドバーがあります。

サイトバーに不要な情報があるとサイト評価に悪影響を及ぼすことがあるので不要なウィジェットを全て削除するようにしましょう。

特にインストール直後はログインページへのリンクなど管理者しか必要としないメタウィジェットが配置されているので、そちらは必ず削除するようにしましょう。

一般の読者には必要がない

記事の中身が薄い

単純に記事の中身が薄い可能性もあります。例えばこの記事で、「アクセスが伸びないのはあなたの書き方が悪いです。なぜなら~」という流れで1000文字程度しか書かれていないとしたらどうでしょうか。

そんな記事では参考になる情報はなぜ見つからないでしょう。

もちろんそういうことはGoogleの検索エンジンも評価できるようになっているため、変に妥協して中身が微妙に薄い記事を書くよりも時間をかけて中身の濃い情報が豊富な記事を書くほうが効率的です。

中身が濃い記事を書くと結果的に文字数が多くなり、検索上位にも行きやすいので記事を書くのであれば中身の薄い記事ではなく、内容がある・読んでて価値のある記事を書くようにしましょう。

※自分が読んで役に立つかどうかを目安にするのがポイント!1記事を書き終えるまでの時間は長くなりますが、量より質を意識して書いていくのがオススメです。

検索意図に合っていない

記事のタイトルと文章があっていない場合も検索結果で埋もれてしまいアクセスが伸びてくれません。

例えばこの記事は「ブログ アクセス 伸びない」というキーワードをターゲットにした記事ですが、このキーワードでやってくる方というのは「ブログをやっているけど全然アクセスが伸びなくて困っている。解決方法を探している方」だと思います。

ということは、「ブログアクセスを増やすにはどうしたらいいのか」ということが検索意図になります。

この検索意図を無視して好き放題アクセスが伸びない理由だけを書いてアクセスを伸ばすためのアドバイスを書かない記事だと、ユーザーニーズに合わない記事ということでなかなか上位表示されずアクセスが増えてくれないのです。

単純に公開してから時間が経っていない可能性

ブログのアクセスが伸びてくるのは早くても3ヵ月くらいと言われており、実際にそれくらいは早くてもかかります。半年間ほどアクセス数一桁でも不思議ではありません。

ブログを始めたばかりの方で伸びないと悩んでいる方は単純にブログの運営期間が短い可能性があるので、もう少し根気よくブログを続けてみてください。

ブログを始めてから9ヵ月経ってもアクセス数一桁という場合は、ここまで紹介した原因の何かに当てはまっている可能性が高いので、しっかり分析するようにしてください。

「ブログは継続すべき」の本質

ブログは最低でも半年続けるべきなど、とにかく継続することを強調して言っている稼いでいるブロガーさんをたくさんいます。

ですが、「ブログは継続すべき」ということの本質を考えたことがあるでしょうか?

まさかとは思いますが、とりあえずブログを続ければ稼げるようになるとは思っていませんよね?

続いては「ブログは継続すべき」の本質は一体何なのか解説します。

サイト全体のボリュームがないと伸びない

検索上位に来ていてアクセスがあるサイトというのは、最低でも100記事以上公開されていることが多いです。100記事未満で大量のアクセスを集めていることはほとんどないでしょう。

どれだけ高品質な記事を書いていたとしても1サイト数記事しか無いサイトだとGoogleも評価をすることが難しく、結果的にサイト全体のコンテンツが豊富で様々な情報がまとめられているサイトの記事が上位表示されるのです。

このサイト全体のボリュームというのは継続しないと絶対についてこないものなので、毎日コツコツと継続してサイトを強くしていくことが大切です。

※だからといって殴り書いた日記などではいけません。あくまで「検索ユーザーに役立つ記事」をたくさん増やしてサイトのボリュームを増やすことが大切です。

ユーザーに求められる記事の書き方を身につける

アクセスが伸びるサイトというのは、検索ユーザーのニーズに応えられているサイトということになります。

当然ながらブログを始めたばかりの初心者はキーワードごとにどういうニーズがあるか全く分かりません。書籍などを使いながら答えがない不安な状態で記事を書いていくことになります。

アクセスが伸びない事実を目にしても折れずに自分なりにユーザーニーズに応えられている記事をたくさん書いていると、1記事~数記事だけアクセスが伸びている記事が出てきます。

  • 伸びた記事の何が良かったのか
  • どういう検索キーワードで流入してきているのか

などなど。今まで知ることができなかった自分だけの情報・情報資産を獲得できます。

この情報資産を蓄えることでユーザーニーズに応えるには行ってどのような記事を書いていけばいいのか少しずつわかってくるようになります。

これこそが「ブログは継続すべき」の本質だと考えています。

だからこそやみくもに記事数を増やすというのは全く意味のない時間の無駄な行為なのです。

日常の書き綴り・日記で伸びるのは有名人だけ

インフルエンサーや芸能人などの有名人であればたった数十文字の日記でも「あ」の一文字しかない記事でも読まれるでしょう。

それはブログをやっているやっていない以前に指名検索されるブランド力を持っているからです。

ですが個人ブログをやっている方だとそのようなブランド力はありませんので、適当な日記などを書いても絶対に伸びません。

もし日記など日常で起こった雑多な出来事を書くだけで伸びるブログを持ちたいのであれば、何らかの分野で有名になってからにしましょう。

アクセスを伸ばしたいなら分析を大切に

アクセスをたくさん伸ばしたいのであれば、他の方のサイトをたくさん見たり、なぜ検索上位に来ているのか、どれくらいのボリュームが必要なのかなどを分析していくようにしましょう。

それと分析を通してユーザーニーズに沿った記事を書いていき、アクセスが増えていくと自分だけのアクセス解析データが集まってくるのでさらに良い記事を書くヒントを得られます。

何事も「1から100」と「0から1」のどちらが難しいかと言うと何十倍も「0から1」のほうが難しいのです。アクセスがない状態から伸ばすということは「ヒントも何もないところから宝を見つけ出す」と同じようなことをしていることですので、どうすればアクセスが伸びる記事をかけるかどうか考えながらたくさん経験を積み重ねていってください。

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