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なぜか日本で人気の高いVPNアプリ
なぜか無料VPNアプリに関する検索をかけると「ネコVPN」がヒットすることが多いですよね。
きっとどこか有名なブログか何かが宣伝して、それが勝手に広まったのだろうと思います。
デザインが可愛いから?
多分これもあると思います。
私自身も猫は好きなのですが、やっぱりただVPNを使うと言っても可愛いデザインだったりスタイリッシュなデザインのアプリの方が選ぶことが多いです。
それで何かしらの魅力があると使ってみたいと思っちゃうんですよね。
そのこともあって利用者が多いのでしょう。
VPNネコの運営元は事実上不明
VPNネコの運営元について調べたことはありますか?
VPNネコの運営元は「Stone Studio Co., Ltd.」という企業なのですが、この企業がどういった企業なのか答えられる人は一人もいないと思います。
いるとしたらVPNネコを開発した運営者と直接繋がっている人ぐらいでしょうか。
具体的にどんな危険性があるのかと言うと、この企業の公式サイトが存在しないということです。
もし公式サイトがあるなら絶対にトップページには表示されますよね。
検索してみると驚くほど見つかりません。本来であればアプリストアの上に企業の公式サイトが来るはずです。
検索の方法に関しては自信があったので、頑張って調べてそれっぽいものを見つけたのですが、いざアクセスしてみるとつながるサイトは中国のショッピングサイト。
怪しさしかありません。
VPNを悪用すれば開発者が利用者の個人情報を盗める

VPNはその仕組み上をやろうと思えば簡単に個人情報を盗むことができます。
そのようなVPNを提供している運営元が不明かつ中国の疑惑がでている時点で、相当危険性が高いと思います。
VPNネコを使ってるのであればすぐに接続を切断してアンインストールしておきましょう。
いつどのような情報が抜かれているか分かりません。
基本的に無料のVPNは全部危険
以前、オーストラリア政府の研究機関がGoogle Playに公開されているVPNアプリのセキュリティについて調査したことがありました。
そのときの調査で以下のようなデータが公開されています。
- 18%:通信を暗号化していない
- 84%:利用者のデータが漏洩していた
- 38%:マルウェア(ウィルスの一種)や悪質な広告へのリンクが含まれていた
- 80%:VPN接続に必要なよ連絡先へのアクセスが位置情報へのアクセスを求められた
これを見るとVPNネコに限らず、ほぼすべての無料VPNが危険ということが分かると思います。
VPNは、より安全に通信を暗号化している匿名利用するために使うものであり、悪質の開発札個人情報を提供するアプリではないので、無料にこだわる人もこればかりは無料にこだわらず有料に切り替えた方が賢明です。
