【フィッシング詐欺被害】ネットバンキングで不正に引き出されたときの対処法

セキュリティ

油断してフィッシング詐欺にあってしまい、ネットバンキングアカウントに不正アクセス・引き出しされてしまって困っている。不正に引き出されたらどうしようと考えてる方もいるはずです。

そういうときの対処法や未然にフィッシング詐欺によるネットバンキング不正引き出しを予防する方法を紹介します。

ネットバンキングで不正に引き出された際の対応方法

ネットバンキングで不正な引き出し・払い戻しが行われた場合、気付き次第すぐに被害にあった銀行に連絡を入れて口座を一時的に凍結してもらいましょう。

その後、利用者に過失がなかった場合は銀行ごとに用意された所定の方法で、1000万円までは全額補償されます。

預金者保護法という、不正引き出しや払い戻しなどで発生した被害額を補償してくれる法律があります。

補償条件は無条件ではありませんが、法律で定められているため条件さえ満たせば最大1000万円までは必ず補償(1000万円超過分は銀行の対応次第)されるため、とても心強い法律のひとつです。

ネットバンキングで不正に引き出されたときの対処方法や補償条件は、利用している銀行によって多少異なります。

すべての銀行の対処法を上げるとキリがありませんので、以下の2銀行

  • 三菱ufj銀行
  • 三井住友銀行

の対応方法を紹介します。

預金者保護法がある関係でどこの銀行も似たような条件・手続きですので、ほかの銀行を使ってる方も参考にしてみてください。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行は、銀行側の調査で利用者に過失がない(アカウント情報公開していないなど)ことが判明した場合はしっかり補償されます。

ですが、以下の事例に当てはまる場合は補償の減額、無補償対応になります。

  • 銀行側から具体的な注意喚起を何回も受けていたにも関わらず、ID・パスワードを盗まれて閉まった場合(利用者の過失あり)
  • 警察や銀行関係者を騙る人に騙されてID・パスワード教えてしまった(利用者の過失あり)
  • UFJダイレクトにログインできる情報を加味やスマホなどに保存していて、その情報を盗まれて被害にあった場合
  • 不正な引き出しに気づいていたにもかかわらず、三菱UFJ銀行に連絡しなかった

このような場合は、無補償か補償内容が減額されます。

手続き方法

    気付き次第「インターネットバンキング不正利用ご相談ダイヤル」に連絡し、案内に従ってインターネットバンキング・口座の一時停止を行い、補償を受けるための手続きを行ってください。

    • 電話:0120-111-082
      050-3786-0082(通話料有料)
    • 受付時間:24時間365日
    被害にあってから30日を超えると補償が効かなくなる可能性があるので、定期的に残高をチェックすることを忘れないようにしましょう。

    三井住友銀行

    三井住友銀行の場合は、以下の4つの条件を満たすことが必須です。

    • 三井住友銀行への速やかな通知(被害に遭ってから30日以内)
    • 三井住友銀行に「なぜ不正引き出しされたかどうかの説明」
    • 調査時の捜査機関への事情説明
    • 被害届の提出

    この四つを満たすことができれば補償されます。ただし補償割合は利用者にどの程度過失があったかによって変化するので、手続きを進めながら補償内容を話し合うようにしてください。

    手続き方法

      気づき次第「不正出金ホットライン」に連絡を入れる。

      • 電話:0120-322-775(平日9時~17時の)
        上記以外の時間帯:0120-956-999

      上記電話番号に連絡し、案内に従って口座とSMBCダイレクトを止めてもらいましょう。

      ネットバンキング不正引き出し件数は4倍以上に

      2019年以降ネットバンキング不正引き出し件数は4倍以上に増加しており、いまもなお増加中です。

      ネットバンキングは便利なものではありますが、フィッシング詐欺に注意して使わないと全財産根こそぎ盗まれてしまいます。

      ネットバンキングの不正引き出しを防ぐには?

      極論を言えば「ネットバンキングを解約する」に限りますが、それではあまりに不便な生活になるので、これ以外の対策方法を紹介します。

      公式サイトをブックマークしておく

      ネットバンキングの不正引き出しが被害は「偽サイトへのアクセス」がきっかけで発生します。

      そのため、偽サイトにアクセスしないように公式サイトのブックマークしておくことが大切です。

      ブックマークからであれば偽サイトにアクセスしてしまうことはないので、最も確実かつ手軽な方法です。

      セキュリティソフトのネット決済保護機能を使う

      機械音痴で、とてもじゃないがフィッシング詐欺に100%引っかからないとは言い切れないという方は、セキュリティソフトに搭載されているネット決済保護機能を使いましょう。

      セキュリティソフトのネット決済保護機能を使えば、キーロガー(ウイルスの一種)などログイン情報を盗み取られたりするリスクをなくせます

      カスペルスキーなどの一部のセキュリティソフトは、正規の銀行サイトにアクセスするとこのようにネット決済保護を提案されるのでおすすめです

      どれもネット決済保護機能が優れているセキュリティソフトなので何を選んでも大丈夫ですが、個人的におすすめなのは私が今現在使い続けているカスペルスキーです。

      あやしいメールは無視する

      基本的に銀行から直接パスワード変更願いや不正アクセスされたことに関するメールは送られてきません。

      一斉送信のお知らせメールが届くことはありますが、ログインページへのURLが記載されることは絶対にありません

      そういったメールは不安を煽るための口述で、フィッシング詐欺サイトにアクセスさせようとする手口ですので注意しましょう。

      最後に

      フィッシング詐欺は、一度被害にあってしまうと基本的に手遅れですが、被害内容や利用している銀行によっては被害額を補償してくれます。

      だからといってフィッシング詐欺にあっても大丈夫というわけではありませんので、セキュリティソフトの導入や正しいログインページのブックマークなど、フィッシング詐欺対策をするようにしましょう。

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