

Bandicamを購入したいけど少し高いなと感じる人もいるかもしれません。
ソフトウェアを日常的に購入する人であれば4400円は大した金額ではありませんが、ソフトウェアをめったに買わない人にとっては、高いのか安いのかわからないので購入をためらってしまいますよね。
私もソフトウェアの購入に慣れるまでは、購入しようとしているソフトウェアが高いのか安いのかはっきりとわからないままでいました。
そこでこの記事では、他のキャプチャーソフトの機能や価格と比べて、Bandicamは高いのかどうか、ほかのキャプチャーソフトよりも便利なのかということを比較していきます。
目次
Bandicamは高い?安い?
Bandicamが高いか安いかと言うと安い方です。
といっても、具体的にどれくらい安いのかわからないので、他の有料の動画キャプチャーソフトの価格を集めてみました。
liteCam HD | 5,378円 |
---|---|
liteCam HD Pro | 6,458円 |
Readygo Screen Recorder | 2,700円 |
Bandicam | 4,320円 |
価格だけで見るとReadygo Screen Recorderが一番お買い得ですが、Readygo Screen Recorderはゲームキャプチャーを完全にサポートできておらず、キャプチャが失敗することがよくあります。
対応している解像度・最大フレームレートを比較してみた
価格だけではBandicamが高いのかどうかわからないので、動画キャプチャーにおいてとても重要な解像度とフレームレートに関しても比較してみました。
ぬるっとした滑らかな動画を撮りたい方や、高解像度でクオリティの高い動画をキャプチャしたい方はこちらも重要ですね。
ソフトウェア | 最大解像度 | 最大フレームレート |
---|---|---|
liteCam HD | フルHD(1920×1080) | 一般:30FPS ゲーム:100FPS |
liteCam HD Pro | QHD(2560×1440) | 120FPS |
Readygo Screen Recorder | 4K(4096×2160) | 60FPS |
Bandicam | 4K(4096×2160) | 144FPS |
解像度・最大フレームレート共にバンディカムがトップということになりました。
最大解像度だけで評価すると「Readygo Screen Recorder」と並びますが、「Readygo Screen Recorder」は最大フレームレートが低く、Bandicamの半分以下です。
また、liteCam HDシリーズは最大解像度・最大フレームレートともにBandicamに劣っているため、Bandicamと比較すると価格の割に高性能とは言えないでしょう。
- バンディカムの価格は2番目に安い
- 機能面はバンディカムがトップ
これらのことを総合的に評価すると、機能性は抜群で他のキャプチャソフトより価格が控えめなBandicamがベストだと言えます。
これからゲーム実況などでたくさんの動画撮っていくあれば、何年も使うことになると思いますが、仮に1年間使い続けたとすると、1ヶ月あたり366円。2年使うと1ヶ月あたり183円…
こう考えると4400円買い切りというのはかなり安い価格かと思います。
私は今年で6年目ですが、6年にもなると1ヶ月あたり61円です。もはや誤差レベルといえるでしょう。
パソコンへの負荷が一番小さいのはBandicam

動画キャプチャーというのはスペックを必要とすることであるため、基本的には低スペックPCではうまくキャプチャすることができません。
動画キャプチャがうまくいったと思っても、いざ映像を確認すると画面が書く角すぎて見れるものではなかったということがよくあります。
そういったパソコンスペック関係の問題があるのですが、Bandicamは低スペックPCでも動くように作られており、1万円台のパソコンでも動かすことが可能です。
4K解像度かつ高画質でキャプチャーする場合は相当なスペックが必要ですが、フルHDまでならそこまでスペックを必要としません。また、キャプチャー対象がフルHDのデスクトップ全体だったとしても、動画の解像度を下げることでキャプチャー時の負荷を抑えることも可能なため、しっかり設定すればどのパソコンでも高画質でキャプチャーできます。
フレームレートを強制的に下げられる
ゲームによってはフレームレート制限が行われていないものがあるのですが、実はフレームレート制限がないゲームをキャプチャするとものすごく重くなってしまいます。
そのためゲームを遊んでいるときは快適なのにキャプチャを開始したらいきなり重くなってゲームどころではないということがよくあります。
スペックが高いパソコンでも同じような理由でゲームが重たくなることがあります
そういうゲームのためにBandicamにはフレームレート制限機能が搭載されています。

動画なら基本的に60FPSあれば十分なのですが、ゲームによってはパソコンの性能をフルに使って500FPSとか出してしまうことがあり、無駄でしかありません。そういたムダな処理を抑える処理がたくさん行われているため、動画をキャプチャーしてもパソコンへの負荷が小さいのです。
mp4形式で出力できる
キャプチャーした動画は基本的にAVI形式で出力されます。AVI形式はメジャーな形式ではあるのですが、実は対応しているソフトウェアが少なく、動画編集ソフトでも開けないということがよくあります。
ですがBandicamはAVI形式ではなくmp4形式でキャプチャーした動画を出力することが出来るため、編集ソフトで開けないといった問題が起こりません。
キャプチャーソフトの多くはAVI形式での出力しか対応しておらず、動画をmp4にエンコード(設定によっては画質が大きく劣化する)してから編集ソフトで開いたりする必要があるため、キャプチャーした動画をそのままmp4で出力できるBandicamはかなり使いやすいでしょう。
新しいバージョンが登場しても無料で更新できる
Bandicamは買い切りソフトですが、買い切りソフトは基本的に大きなアップデートが入ったりすると新バージョンの新規購入が必要になるケースが多いです。
そのため「買いきりだけど最新版を使おうと思うと結局は継続的に購入しなければならない」という問題が発生してしまいます。ですがBandicamは一度購入したらずっと無料で使い続けることができ、大きなバージョンアップがあったとしても無料で更新できます。
私も6年以上Bandicamを使っていますが、最初の購入以降追加料金を支払って購入したことは一度もありません。一度購入すれば常に無料でアップデートできるようになるのも魅力的なポイントの一つでしょう。
Bandicamは使えば使うほど他のキャプチャソフトが使えなくなるくらいには使いやすい
私が使い続けているということもありますが、実際問題Bandicamは使いやすいです。少し前までは古臭いデザインのキャプチャー管理画面だったのですが、今ではフラットなデザインに作り変えられて、すごく見やすくなっています。

YouTubeなどに投稿する動画のキャプチャもできますし、キャプチャーボードを使えばPS4やNintendo Switchなどのゲーム機のキャプチャにも対応しているので、どの動画キャプチャソフトにしようか悩んでいるという方はBandicamが一番お買い得でコストパフォーマンス抜群なので、ぜひ利用してみてください。
