生鮭が売ってないワケ | 買いやすい季節・塩鮭を代用する方法を解説

塩鮭はたくさん売っているのに、生鮭だけびっくりするぐらい売っていないなんてことはないでしょうか。

塩鮭は塩分がきついから生鮭を買いたい、ムニエルに生鮭を使いたいのに、売っているのは塩鮭ばかりでウンザリ…

今回は、なぜ塩鮭がたくさん売られていて生鮭はあまり見かけないのか解説していきます。

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生鮭より塩鮭をよく見かけるワケ

これは、生鮭より塩鮭のほうがよく売れるから、といった売上的な理由が一番の理由ではありません。

一番の理由は保存性を高めるためです。

生鮭はそのままだと消費期限がかなり短いですが、塩の中に漬けておくことで保存性を高められます。

保存性が高まるということは、鮭が売れ残って廃棄に回す必要が少なくなり、無駄が生まれにくくなるのです。

それに対して生鮭は塩漬けされていない未加工状態であり、消費期限がかなり短いため店頭に並ぶ生鮭は少ないのです(売れ残りの発生を少しでも減らすため)。

生鮭を全く売らないスーパーは少ない

店頭であまり見かけない生鮭ですが、生鮭は全く扱わないスーパーというのはあまりありません。

実際は、生鮭を扱っているけど他の人がすでに買って売り切れているパターンがほとんどです。

お店によっては特売日でもないのに午前中に売り切れていることも珍しくなく、お店の客層によっては生鮭を買うのが難しかったりします。

離乳食用に買って行かれる主婦も多い

離乳食を与える段階の赤ちゃんがご家庭にいる場合、離乳食用に生鮭を買う人も多いです。

塩鮭は離乳食に使うには塩分がきつすぎるため、必然的に生鮭を買うことになります。

そういった、普通の料理ではあまり使わないけど生鮭が必要、という人も少なくありません。

生鮭を買いやすい季節

鮭には旬があります。

旬の時期は生鮭の販売数量も多くなるため、いつもなら生鮭が売り切れていてもおかしくない時間帯でも生鮭がたくさん売られていることがあります。

そんな生鮭の旬は秋から冬にかけた季節です。

秋・冬の季節は鮭のシーズンであるため、生鮭を買いやすくなっています。

ただし、それでも生鮭より塩鮭のほうが出回る数量が多いため、閉店時間が近づく夜頃だと生鮭が残っていないことも珍しくありません。

ですので、生鮭を買いたい場合は、できるだけ日が昇っている日中に行くようにしましょう。旬の季節なら午前中に行って買えないなんてことは、特売日でもなければないはずです。

塩鮭を塩抜きするのもアリ

塩鮭を塩抜きして食べるのもおすすめです。

ただし、塩抜きするやり方に注意しましょう。

ただただ塩抜きするだけであれば、塩分濃度1~2%の塩水に半日~1日漬け置きするだけでできますが、そうすると鮭の旨味まで抜けてしまいます。

ですので、塩鮭を塩抜きする場合は塩水ではなく、みりんと料理酒を加えた水で塩抜きするようにしてください。

普通に塩抜きするときと同じように水に塩を入れてもませんが、みりんと料理酒の組み合わせでも塩抜きできます。

みりんと料理酒のおかげで鮭の旨味が抜けず、鮭の塩分だけが抜けていくのでオススメです。

生鮭がないときは塩鮭をみりんと料理酒を使って塩抜きして代用するといいでしょう。

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