少しずつ食べさせる食べ物を増やしていきたい頃に使いたくなる生鮭。
離乳食に便利と聞いて生鮭を買いに探しに行ってみたものの、探しても探しても塩鮭などほかの鮭しか見つからないことが少なくありません。
今回は離乳食用に使いたい生鮭が売っていないとき、塩鮭などほかの鮭で代用してもいいのか、生鮭の代わりになるものについて解説していきます。
生鮭の代わりに塩鮭は使わない方がいい
理由は一つ。塩分が多いからです。
離乳食を卒業して焼き魚を一人で食べられる程度にまで成長したお子さんなら、普通に夕食に焼いた塩鮭などを献立に組み込んでも大丈夫ですが、まだ離乳食を食べている段階の赤ちゃんには塩分が多すぎます。
そのため、生鮭がないから仕方なく塩鮭を使うのは避けるようにしてください。同様の理由で鮭フレークもやめておきましょう。
サーモンの刺し身はアリ
生鮭が売っていなくて離乳食に鮭が使えなくて困っている場合は、サーモンの刺身がオススメです。
サーモンの刺身は基本的にサーモントラウトであり、離乳食に使っても大丈夫なくらいには塩分が少ないです。
そのまま食べれる刺身として販売されているので普通の生鮭と比べるとお高いですが、生鮭がない時に離乳食に鮭を使いたい場合はサーモンの刺身を買うのがおすすめです。
サーモンの刺身を離乳食に使う際の注意点
サーモン刺身は塩分が非常に少ないので離乳食にも使えますが、ひとつだけ注意点があります。
サーモンの刺身で使われているのはサーモントラウトであることがほとんどですが、サーモントラウトは基本的に脂分が多いです。
普通の食事を取れる子供~成人なら全然問題ない量ですが、離乳食を食べている赤ちゃんにはキツイ量です。
ですので、サーモンの刺身を離乳食に使用する場合は、お湯で茹でて油抜きをしてから食べさせる・離乳食に使うようにしてください。
サーモンの刺身をぶつ切りにし、沸騰した湯で5分程度煮れば十分です(煮るときは弱火でOK)。
生鮭を離乳食に使いたいけど売っていなくて困っているときは、サーモンの刺し身で代用するようにしましょう。