魚料理に使いやすいアジ。
アジフライやアジの開きなどを作ろうと思ってスーパーに買い出しに行ったものの、売っているアジが小さなミニサイズばかり、逆に大きいサイズのアジしか売っていないこともあります。
そもそもスーパーを何軒回ってもアジが全く見つからないなんてこともあるでしょう。
目的のサイズのアジが売っていなくて困るシーンが少なくないアジですが、今回はアジをスーパーで見かけることが少ない理由などを解説します。
アジをスーパーで見かけない理由
全国的に不漁が続いている
一番の理由が全国的に不漁が続いていることでしょう。
数十年前は毎年30万トンほどの水揚げ量がありましたが、ここ数年は10万トン台と昔と比べて1/3程度にまで水揚げが減少しています。
アジの個体数が減ったからというわけではないため獲りすぎ・食べすぎが原因ではないとされているものの、不漁の原因は特定できていません。
温暖化の影響・黒潮蛇行・天候不順など様々な要因が考えられていますが、アジの不漁原因の特定にはまだまだ掛かりそうです。
そのため、アジを見かけるスーパーでは毎日のように見かけますが、店舗によっては旬の時期でもアジを見かけなかったりします。
海産物は日によって品揃えが変わるため、数日後に行けば普通に売っていることもあります
アジなんてどこのスーパーでも売っているのが普通と思いがちですが、不漁の影響でアジを安定して仕入れられないスーパーも多いのです。
加工されて販売されやすい
アジは細かい小骨が多く慣れていないと骨抜きが大変だからか、地域によっては未加工の魚の形をしたアジが全然売れないことがあります。
そのため最初から刺身にされたアジや下処理が済んでいる冷凍アジフライなど、加工された状態でしか売っていないこともあります。
アジが売ってないときは日を改めよう
海産物は日によって品揃えがガラッと変わります。
スーパーを見に行った日はアジを置いていなかったとしても、後日もう一度行ってみたらアジを売っている事があります。
また、アジなどの鮮魚は売り場の棚に値札が貼られているわけではなく、パックに直接値札が貼られています。
そのため、アジを仕入れていたとしてもアジが売り切れてしまえば、売り場に値札がないので売り場にアジがあったことがわからないのです。
そのため、スーパーに行く時間が遅いと実は夕方頃には売り切れていたなんてこともあります。
ですので、アジを探しに行く場合はいつもより少し早い時間帯にスーパーを見てみるといいかもしれません。