冷凍した肉の消費期限1年過ぎてるのは食べないほうがいい

冷凍していたことをすっかり忘れていて、1年前の肉が今になって出てきたという経験を持つ、もしくは今現在進行形でその場面に遭遇している方もいるのではないでしょうか。

冷凍しているから1年ぐらい大丈夫だろうと思っているかもしれませんが、そうでもありません。むしろ危険です。

今回は、冷凍して一年経った肉を食べてはいけない理由や鶏肉・豚肉・牛肉それぞれの消費期限について解説していきます。

冷凍しても肉は1年持たない

肉は冷凍し続けている間は消費期限のことを気にしなくてもいい。

そんな都合のいい話はありません。

肉の冷凍保存は消費期限を伸ばすことはできますが、あくまで伸ばすだけです。

冷蔵保存と比べると非常にゆっくりではあるものの少しずつ傷んでいき、1ヶ月程度で美味しく安全に食べられるか怪しいラインに到達します。

肉に記載されているのは賞味期限ではなく消費期限

混同してしまっている方も多いのですが、肉に記載されているのは賞味期限ではなく消費期限です。

賞味期限
消費期限
  • 美味しく食べられる期間のこと
  • 期限を過ぎても食べられる場合がある
  • 安全に食べられる期間のこと
  • 期限を過ぎると食中毒などが発生しやすくなる

肉には安全に食べられる期間のことを指す消費期限が記載されているので、消費期限が切れた肉は基本的には食べられません。

ただし、肉に書かれているの消費期限は冷蔵保存した場合のものであるため、冷凍保存することで消費期限を少し伸ばすことが可能です。

それでも長くて1ヶ月程度であり、1年は論外でしょう。

消費期限を大幅に過ぎた肉を食べるとどうなる?

食中毒をおこす

どうしているとはいえ一年も放置していると肉の細胞のほとんどが傷んで食中毒のもとになる細菌が繁殖しやすい状態になっていることでしょう。

食中毒を起こす細菌などはしっかり加熱調理しても残ることが多く、焼いても煮てもお腹を壊すことが多いです。

食中毒を起こす細菌はたくさん存在し、冷凍しても加熱しても死なない菌(セレウス菌・ボツリヌス菌など)もあります

もったいないと思って一年冷凍した肉を食べたら食中毒を起こして、薬代など余計なお金がかかってしまったとなっては元も子もありません。

食中毒を起こすといっても、お腹を壊す程度や、吐き気や熱を出して薬が必要になるレベルなど差はありますが、何も食中毒には変わりありません。

食べても本来の肉の味がせず酸味を感じる

傷んでいる食材は酸化しているので、新鮮な肉だと絶対にないような酸味を感じやすいです。

酸化の影響で肉本来の旨味が無くなっていて、食べれるけど全然美味しくないことがほとんどです。

食べるには危険を感じる味になっていることもあるので、明らかに変な酸味を感じる肉を食べるべきではないでしょう。

肉別の消費期限

日本で食べられる肉は主に鶏肉と豚肉と牛肉がありますが、それぞれの消費期限は鶏肉>豚肉>牛肉の順番に短くなっていきます。

鶏肉は、未加工の状態なら冷蔵保存でも1~2週間程度持ちますが、牛肉は1週間も持ちません。

買った時点で消費期限が近いものはまた別の話です

先ほども解説したように肉に規定されているの賞味期限ではなく安全に食べれる期間を示す消費期限なので、消費期限までに食べきられない肉は冷凍保存して傷見にくい状態で保存しておく必要があります。

加工状態によっても消費期限が変わってくる

肉は加工状態によっても消費期限が変わってきます。

肉が傷んでくる主な要因は空気に触れることによる酸化なのですが、カットやミンチ加工によって肉が細かくなっていくと肉の大きさ(体積)に対して空気に触れる面積(表面積)が広くなっていくので、痛む速度が早くなっていきます。

未加工・塊の状態

未加工・塊の状態であれば、肉の中では一番日持ちするでしょう。

冷蔵保存の場合パックの消費期限を参考にしたらいいと思いますが、冷凍保存ならだいたい1ヶ月程度持ちます。

再冷凍は肉を急激に痛める原因になるので冷凍前に使う分ごとにざっくりと切り分けて冷凍するのがおすすめです。

ブロック肉・スライス肉

ブロック肉やスライス肉であれば、冷凍保存で2週間程度日持ちさせられます。

パックのまま冷凍保存てしまうと冷凍焼けを起こしてしまうため数日しか持ちません。冷凍保存する際はしっかりと小分け・ラップなどで包んで冷凍するようにしましょう。

ひき肉

ミンチにされたひき肉状態だとほとんど日持ちしません。

肉の中でも消費期限が長めの鶏肉ですら冷蔵保存だと2~3日しかもたず、冷凍しても1週間が限度でしょう。

そのため料理にひき肉を使う際はひき肉を使う当日にミンチにするか、冷凍してから数日以内に使うことを前提に購入することをおすすめします。

1年経った肉は捨てよう

ときには捨てる選択をすることも大事です。無理して食べて体を壊しては大変です。

それが高級な黒毛和牛などだったとしても1年経った肉は食中毒の危険性が非常に高いのはもちろんのこと、肉本来の旨味もほとんどなくなってるので高級肉かどうかも関係ないでしょう。

ですので1年経った肉は食べられない生ゴミと思って、新しく買い直すようにしてください。

そして今後は肉を使い忘れて一年も放置てしまったということもないように、定期的に冷凍庫を整理するようにして底に古い肉がたまって気づかないことがないようにしましょう。

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