ふと穴子を食べたくてスーパーに行ってみたら、うなぎはあるけど穴子は全然見当たらないなんてことはないでしょうか。
意外かもしれませんが、鰻を売ってるスーパーでもアナゴは見かけないというのはよくある話なのです。
今回は、なぜ穴子をスーパーで見かけることが少ない・全然見かけないのか解説していきます。
穴子をスーパーであまり見かけない理由
うなぎは見かけるけど穴子は全然見かけない主な理由は以下の二つです。
- ほとんどが天然
- 穴子よりうなぎの方が利益が出やすい
ほとんどが天然
鰻と違って穴子はほとんど天然です。養殖はあまり盛んではなく、スーパーなど市場に流通する量は鰻より穴子の方が少ないのです。
そのため、スーパーに行ってもうなぎはたくさん置いているのに穴子は1~2パックしか見かけない、そもそも置いていない事が多いのです。
鰻とは全く違う場所にひっそりと置かれていることもあります
穴子よりうなぎのほうが利益が出やすい
お店側の事情にはなりますが、うなぎに比べたら穴子は安いのでお店側の利益も少ないです。
鰻は穴子と比べて原価(卸値)が高いものの売れた時の利益が大きくなりやすいので、アナゴよりも鰻を優先的に仕入れるお店の方が多いです。
そのため、形などが似ている穴子よりも供給が安定していて利益を出しやすい鰻のほうがスーパーなどで見かけることが多くなっています。
うなぎは流通量そのものは多い
うなぎは絶滅危惧種に指定されるぐらいには数が減少していますが、それは天然に限った話です。
現在は養殖技術が発達しており、養殖されたうなぎであれば流通量そのものは安定しています。
安定していると言っても天然のウナギがあまり流通しないので全体数そのものは減っていますが、普通に養殖うなぎを食べるのであれば基本的に問題ありません。
穴子を買えるお店
近所のスーパーに売っているのであればそこで購入するのが良いのですが、そうでなければ違う場所を探す必要があります。
穴子を売っていることが多いおすすめの場所は以下のようなお店です。
イオンモール
イオンモールの魚介類などがたくさん販売されているコーナーに置かれていることがあります。
セールなどが実施されていたら売り切れている可能性もありますが、平時であれば閉店間際ではない限りだいたい売っているでしょう。
ただし、うなぎと一緒に並べられているとは限らないので、見当たらない場合は他の場所を探してみてください
地元の大きなローカルスーパー
地元にしかないようなローカルスーパーでも、穴子を売っている可能性があります。
魚介類のコーナーがほとんどないスーパーなら別ですが、そうでなければ穴子が見つかるかもしれません。
スーパーに見に行った日には置いていなかった場合でも、たまたま仕入れられなかっただけで後日見に行ったら置いているということもあるでしょう。
Amazon・楽天
ネットショップで販売されているアナゴは高級ブランド・特産品であることも多いのですが、中には1,000円以内で購入できる穴子も見られます。
近所のスーパーで全然買えないという方は探してみてもいいでしょう。
ネット購入はあまりおすすめできない
Amazon や楽天などネットショップで穴子を買うことはできますが、配送料が結構高いのであまりおすすめできません。
大きな穴子2尾で1,000円台など安いものもたくさん取り揃えられているのですが、生鮮食品であるためクール便で配達する必要があり、配送料だけで約1,000円もかかってしまうのです。
1,000円あればアナゴどころかうなぎを買えてしまうので、そこまでして買うメリットあまりないでしょう。
特産品クラスの高級穴子であればネットで購入しても全然いいのですが、そうではなくスーパーで買えるような安い穴子を探している方には向いていません。
安い穴子を探している方は頑張って穴子が売っているスーパーを探してみてください。