カリフラワーが売ってないのはなぜ?ブロッコリーはあるのにカリフラワーを買えない理由を解説

ブロッコリーとよく似た野菜「カリフラワー」

ブロッコリーよりカリフラワーが好きという方も大勢います。

そんなカリフラワーですが、ブロッコリーをいつでもどこでも見かけるのに、カリフラワーはどこに行っても見かけないなんてことはないでしょうか。

今回は、なぜカリフラワーをあまり見かけなくなったのか、カリフラワーはいつ購入しやすいのか解説します。

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カリフラワーをスーパーで見かけない理由

カリフラワーが全然スーパーに売られていない理由ですが、ほとんどの場合は旬の時期以外に買おうとしていることでしょう。

カリフラワーは通年販売されている野菜ではありますが、野菜なので旬はあります。カリフラワーの旬は冬であり、冬の時期以外は販売数があまり多くないのです。

ブロッコリーだけ売られていることも多い

カリフラワーと形が似ているブロッコリーばかり売っているのは珍しい光景ではありません。

お店に並べられる野菜の種類には、売り場スペースの広さの都合で限界があるので、できるだけ様々な種類の野菜を取り扱おうとすること多いです。

そんな中、ブロッコリーと形が似ているカリフラワーは野菜売り場に陳列されないことが珍しくなく、そういったスーパーでは1年を通してほとんど見かけることがありません。

生産量が減少したのもスーパーで見かけにくくなった理由の1つ

カリフラワーは生産量が年々減少しており、2006年~2019年にかけて生産量が約20%減少しています。

ほぼ毎年収穫量が減少している – ジャパンクロップス(引用)

生産量の減少によりスーパーなのに売られる数が減り、なおかつ価格が高騰傾向にあるのです。

これは急速にブロッコリーが普及したことが影響しており、カリフラワーより生産しやすく形も似ているブロッコリーがカリフラワーの代替として育てる農家さんが多くなったのです。

カリフラワーは一年中売られている野菜の1つ

旬は11月~3月

カリフラワーは一年中出荷されてはいますが、旬の時期は11月~3月にかけた冬のシーズンです。

冬はカリフラワーの花蕾からいが大きくなる時期であり、味もしっかりしたものになります。その分出荷数も多くなる傾向にあり、冬の時期であればカリフラワーを購入しやすいでしょう。

真夏はあまり見かけない

カリフラワーは一年中購入できるように時期をずらして収穫されている野菜なのですが、暑い真夏シーズンはカリフラワーがほとんど収穫されない時期であるため、8月頃にカリフラワーを見かけることはあまり多くないでしょう。

9月・10月と少し涼しくなったあたりからスーパーに並べられることが増えてくるので、8月頃に買おうと考えている方は少し待った方がいいかもしれません。

売っていたらラッキーです

業務スーパーで購入するのもアリ

業務スーパーは基本的に野菜売り場が小さいためカリフラワー置いていないことが多いですが、業務スーパーをたくさんの冷凍食品も取り扱っています。

もちろん冷凍野菜も数多く取り扱っていて、冷凍カリフラワーを販売している業務スーパーも存在します

冷凍なので日持ちしますし、一度解凍したものを再冷凍することでもなければ味が大きく落ちることはないので、少しずつ使う量だけ取り出して解凍するようにすればいつでもカリフラワーを美味しく食べられるでしょう。

近所にある普通のスーパーで全然見かけない場合は業務スーパーもチェックしてみると良いでしょう。いろんな野菜と一緒にカリフラワーも置かれているかもしれませんよ。

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