SDカードを洗ったけどデータは無事!?データを壊さない対処法

外に SD カードを持って行った方がいいものも書いてきてポケットから取り出すのを忘れていたまま洗濯してしまったという方はいるのではないでしょうか。

もしかしたら、そのSDカードはまだ壊れておらず中のデータが無事である可能性があります。ですが、対応を一つ間違えるとデータが全て壊れてしまう可能性がある状態でもあります。

今回は SD カードを間違って洗濯してしまった時の対処法について紹介します。

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SDカードを洗った時の対処法

SDカードを洗ってしまったことはどうしようもありません。その後の対処が非常に重要です。

まず。SDカードを間違えて洗濯してしまった後は、一旦タオルなどでSDカードの水分を拭き取ってからすぐに自然乾燥させるようにしてください。

濡れた状態で使おうとするとSDカード端子部分にて漏電が発生し、SDカードが壊れてしまいます。

ですので、自然乾燥させて完全に乾くまでは絶対に使わないようにしてください。

SD カードは水に濡れた程度であれば無事であることが多く、完全に乾いてから使えば中のデータが無事であることが多いです。

タオルで水分を取るときは優しく被せるように当てて水気を取るようにしてください。タオルでこすると摩擦で傷ついて壊れてしまう可能性があります

湿り気がわずかでも残ってたらダメ

完全に乾くとは、まさに湿り気を含む水気が全てなくなるまでのことです。

少しでも湿り気が残っていたらダメです。とにかく乾ききるまで待ちましょう。それこそまる一日以上放置するレベルで乾燥させるようにしてください。

カードリーダーに入れっぱなしだった場合

カードリーダーに SD カード入れぱなしだった場合は、一旦カードリーダーからSDカードを抜いてください。

カードリーダーを電源が入ったパソコンやスマホと接続しない限り電気は流れていないので、この段階ではまだ無事である可能性が高いです。

SDカードをカードを抜いた後は、SDカードをカードとカードリーダーの両方を完全に乾かすようにしてください。

カードリーダーはなかなか乾かないので、3~4日は自然乾燥させておくことをおすすめします。

明らかに端子の中に水分があるように見える場合は端子を下向きに、湿り気ぐらいしか残ってないというときは上向きにして乾燥させるといいでしょう。

SDカードを洗ったときに絶対にやってはいけないこと

SDカードを洗ってしまった時に絶対にやってはいけない事が二つあります。

  • すぐに使おうとする
  • 日光の当たるところに放置して乾かそうとする

すぐに使おうとする

これだけは絶対に行ってはいけません。ほぼ100%壊れるどころか、SDカードを挿入したデバイス(スマホやPC)の端子まで壊してしまう可能性があります。

濡れてから時間が経ってないから大丈夫という「3秒ルール」的なものは一切通用しないので、絶対に洗濯した後など濡れた後にすぐ差し込んでデータをバックアップしようとするのはやめてください。

日光の当たるところに放置する

早く乾かせたいという焦る気持ちがあると思いますが、直射日光の当たるところに放置は絶対やめておきましょう。

SD カードは高熱にも弱いため、直射日光が当たるところに放置するとそれが原因で急激に劣化してしまう可能性があります。

洗濯して壊れているかもしれない状態だと、洗濯した段階ではまだ無事だったとしても直射日光が原因で壊れてしまうこともあるでしょう。

早く乾かせたい気持ちは分かりますが、自然乾燥させるか何らかの方法で除湿機の上にSDカードを吊るすなど、乾きやすい状態で放置するようにしましょう。

100%無事とは限らないので注意

SD カードを洗濯してしまった時点で、基本的に壊れている可能性が十分にあることを覚悟しておきましょう。

ただの水没だけなら完全に乾かしてから使うようにすれば結構な確率で復活しますが、洗濯の場合は「洗剤」「柔軟剤」「高速回転による衝撃」と、SDカードにとって地獄のような環境に長時間晒した状態です。

そのため、基本的には中のデータは全滅の可能性が高いと思っておきましょう。

SDカード内のデータが無事であることを祈っています。

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