スマートフォンの容量拡張やニンテンドースイッチ の容量拡張に使うmicroSDカード。
人によっては必需品ともいえるパーツですが、携帯ショップでスマホを契約・機種変更する際にmicroSD カードの同時購入を進められることがあります。
ですが、auやdocomoなどの携帯ショップで売られている microSD カードは高いので、あまり購入すべきではないのです。
携帯ショップのmicroSDカードは高い
冒頭でも言ったように、携帯ショップで売られている microSD カードはかなり高いです。
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
16GB | 3080円 | 2448円 | |
32GB | 4180円 | 5260円 | |
64GB | 7480円 | 9680円 | 8496円 |
128GB | 14080円 | 14399円 | |
256GB | 21780円 | ||
512GB | 43780円 |
携帯ショップで売られている価格しか知らないのであればこれが高いか安いか分からないと思いますが、知っている人からするとボッタクリかというくらい高いです。
例えば64GBのmicroSDカードですが、Amazonだと5分の1くらいの価格で購入できてしまいます。
携帯ショップだと8,000円前後のmicroSDカードを1,500円台で買えることを知っていると、携帯ショップで microSD カードを購入するにはどれだけ無駄なことなのか分かるはずです。
もちろん正規品であり、microSDカードとしては普通に価格です。
機種変更でmicroSDカードを購入する必要はない
そもそもの話、機種変更の時にmicro SD カードを購入しなければならないという決まりは一切ありません。
携帯ショップに機種変更しに行くと、機種変更と同時にmicroSDカードを進められることがあるのですが、このときにmicroSD カードを購入する必要はないのです。
そもそも機種変更をするために新しいmicroSDカードが必要というのは間違いであり、microSD カードを使っていない方ならmicroSDカード無しで機種変更できますし、今micro SD カードを使っているなら、そのmicro SD カードをそのまま使いまわせます。
iPhoneはそもそも使えない
そもそもの問題ですが、iPhoneはmicroSDカードに対応していないため、microSD カードを挿入して写真や動画・アプリの保存先に使うということができません。
microSD カードリーダーを使えば一応使えますが、写真や動画のコピーくらいしかできることがなく、とてもオススメできるものではありません。
そのため、iPhoneユーザーの方はmicroSDカードを買う意味がなさすぎると言っても過言ではないでしょう。
どういうときにmicroSDカードが必要なのか?
micro SD カードを普段から使っている方は、携帯ショップでおすすめされても、既に持っている方ならすぐに断るでしょう。
ですが、スマートフォンでmicro SD カードを使っていない方だと、micro SD カードを買った方がいいのかなと不安になってしまうことがあります。
ですが、実際の microSD カードを購入したものの結局使わなかったとなってはもったいないです。
そこで、どういう時にmicro SD カードが必要になるのか簡単に紹介します。
写真や動画をたくさん撮る場合
写真や動画はスマホのストレージ・容量を圧迫する要因の1つです。
毎日のように写真や動画をたくさん撮っている方は、microSD カードを使って容量を拡張しておかないとあっという間に容量がいっぱいになって撮影できなくなります。
動画の場合は容量が限界になったら強制的に録画を止められてしまうので、肝心な時に動画を撮れないということになってしまいます。
ゲームアプリをたくさんインストールする場合
最近のゲームアプリは容量が大きいものが増えてきています。
最近のゲームアプリは1つで1GBを超えていることも珍しくなく、アプリをたくさん入れている方だと気づかぬうちに容量がいっぱいになっているということが珍しくありません。
動画のオフライン再生機能をよく使う場合
YouTubeやAmazonプライム・Abemaビデオなどの動画配信・ストリーミングサービスでは、インターネットに繋がっていない時でも動画を再生できるオフライン再生機能が提供されています。
非常に便利ですが、オフライン再生機能を使う場合は動画1本丸ごとダウンロードする形になるためかなりの容量を必要とします。
そのため、オフライン再生できるようにたくさん動画をダウンロードしているとあっという間に容量を圧迫してしまいます。
この問題は容量の大きいmicroSDカードを使うことで解決できるため、オフライン再生機能を使う人はmicroSDカードが活躍するでしょう。
スマホデータのバックアップには不向き
バックアップ用にmicro SD カードを購入する方もいるのですが、バックアップ目的にはあまり向いていません。
今はGoogleドライブ・Googleフォト・DropBox・OneDriveなどクラウドバックアップが充実しているので、バックアップ目的でmicro SD カードを購入するメリットはあまりないのです。
バックアップ用としてmicroSDカードを使う場合、バックアップを取った後はウイルス感染などで壊してしまわないように保管する必要があるので、実際にバックアップ用途で使う場合は2枚以上microSDカードが必要になります
たくさん写真を取りたい・動画を撮影したい・アプリを大量に入れたいという目的ならmicroSDカードをすごくおすすめできるのですが、バックアップ用途ではあまりおすすめできないので注意しましょう。
microSDカードはAmazonで買おう
ヨドバシカメラビックカメラなどの家電量販店でも購入できますが、市販されているmicroSD カードはやや高めです。
携帯ショップほど高いわけではないものの、Amazonで販売されているものと比べるとかなり高いです。
容量の小さいものから500GB超えの大容量microSD カードまで全て Amazon で購入できるので、microSD カードを買おうと思っているという方はAmazonで買うようにしてください。