コンビニではいくら稼げる?10万円以上稼ぐことは可能?

店舗数が多いことから求人が出されていることが多いコンビニ。

コンビニで働きたいと思っているけど、実際にコンビニで働いた場合いくら稼げるのか少し気になるという方もいるでしょう。

今回は、コンビニでバイトするといくら稼ぐことができるのか解説していきます。

目次から探す

コンビニで稼げる金額はいくら?

コンビニで働いて稼げる金額ですが、日勤か夜勤可によって大きく異なります。

夜勤の場合は最低でも時給が25%アップすることになるため、日勤・夜勤どちらが大きく稼げるかというと夜勤の方が大きく稼げます。

日勤(朝~夜)

日勤だと稼げる金額は5万~12万円程度となります。

コンビニバイトは時給制なので実際に働く勤務時間によって変わってきますが、学業と両立しながら働く人なら5~8万円、フルタイムでガッツリ働ける人なら10~12万円程度になるでしょう。

週5日フルタイムで勤務できたらもっと稼げますが、シフト制である以上は安定して週5日で入らせてもらえることは少ないでしょう(他のアルバイトも働かせてバランスを取らないといけないため)。

夜勤(深夜)

夜勤は日勤と比べて時給が25%アップするため、日勤よりも大きく稼ぐことが可能です。

フルタイムで入ることは難しい学生でも6~10万円、ガッツリ入れる方なら15万円以上稼ぐことが可能です。

夜勤なら月給15万円以上稼ぐことが可能

夜勤なら月給15万円以上を毎月継続して稼ぐことが十分可能です。

夜勤の場合は時給1,100円を超えていることが多く、普通に働いているだけでも結構大きな給料が入ってくるのです。

仮に夜勤での時給が1,100円だった場合、10万円稼ぐためには月に90時間働けばいいので、1日5時間勤務を週4日こなすだけで10万円に到達できます。

東京だと特に時給が高く、夜勤だと時給1,300円を超えている事が多いため、1ヶ月あたり15日8時間勤務すれば月給15万円を超える事が可能です。

フルタイム勤務できない人でも大きく稼ぐことが可能です。

日勤でも可能だがやや厳しい

日勤でも月給15万円以上を目指すことは可能です。ですが、あまり楽ではありません

仮に時給950円だとすると週5日8時間フルタイム勤務でやっと15万円に届く計算であるため、アルバイト中心の生活にしないといけません。

夜勤の場合は週4日勤務で月15万円を達成できてしまうことを考えると、夜勤に比べて一ヶ月あたり30時間以上多く働くことになります。

時給週4日8時間勤務を
4週間続けた給料
950円/時
※日勤
121,600円
1,175円/時
※夜勤
150,400円

週4日8時間勤務を1ヶ月続けただけで、働いている時間は同じなのに給料が3万円も違ってきます。

そのため、大きく稼ぎたいのであれば夜勤の時間帯にバイトをするのが確実なのです。

夜勤の対象となる時間帯は22時~朝5時までです。

月給5万円の勤務時間の目安

時給950円だった場合、月給5万円を達成するためには53時間の労働が必要です。

一ヶ月に53時間働く場合、1週間の間に働く平均時間は約13~14時間なので、一週間のシフトで14時間以上入れるようにすれば月給5万円を達成できます。

月給5万円を達成できるシフトの例(日勤)
  • 週3日勤務の場合:1日4~5時間以上
  • 週4日勤務の場合:1日3~4時間以上
  • 週5日勤務の場合:1日2~3時間以上
  • 週6日勤務の場合:1日2~3時間以上

夜勤の場合は時給アップの関係でもう少し働く時間が短くなります。夜勤だと時給1,100円になるコンビニなら以下のシフトで月給5万円を達成できます。

月給5万円を達成できるシフトの例(日勤)
  • 週3日勤務の場合:1日4時間以上
  • 週4日勤務の場合:1日3時間以上
  • 週5日勤務の場合:1日2~3時間以上
  • 週6日勤務の場合:1日2時間以上

月給5万円のハードルはかなり低いので、短時間勤務でも十分達成可能な金額です。

月給8万円の勤務時間の目安

扶養に入り続けたいから月給は8万円以内に抑えたいと言う場合は、以下の条件を満たすことを心がけましょう。

月給8万円以内に抑える条件
  • 時給900円の場合:一ヶ月の勤務時間が88時間以内
  • 時給950円の場合:一ヶ月の勤務時間が84時間以内
  • 時給1,000円の場合:一ヶ月の勤務時間が80時間以内
  • 時給1,100円の場合:一ヶ月の勤務時間が72時間以内

交通費を支給するアルバイトもありますが、基本的に交通費は扶養控除の計算に使われないので大丈夫です

上記条件を満たせば月給8万円以内に抑えて扶養に入り続けることができます。

急なヘルプで一か月あたりの勤務時間が長くなってしまうこともありますが、その場合は翌月以降のシフトを減らして調整すればいいので、何百時間も多く働きすぎることでもない限り問題ないでしょう。

月給10万円の勤務時間の目安

月給10万円までは特に何も考えずに働いても達成しやすい金額ですが、10万円を超えるとなると多少勤務時間を意識しながら働かないと達成できない可能性があります。

仮に時給950円だった場合は1ヶ月あたり106時間以上働く必要があるので、一週間あたり26~27時間以上の勤務を目標にシフトを入れていく必要があります。

月給10万円を達成できるシフトの例(日勤)
  • 週3日勤務の場合:1日9時間以上※現実的ではない
  • 週4日勤務の場合:1日7時間以上
  • 週5日勤務の場合:1日5~6時間以上
  • 週6日勤務の場合:1日4~5時間以上

必要な勤務時間がそこそこ長いことから、週3日勤務で達成することは難しいです。

体力的に1日9時間働くことは全然問題なくても不必要な残業が発生するため、よっぽど人手に困ってない限りコンビニ側が断る可能性が高いです。

ただし、夜勤の場合はもう少し勤務時間が短くなり、短い勤務時間で月給10万円を達成することが可能になります。

夜勤時給1,100円だった場合は下記の通り。

月給10万円を達成できるシフトの例(日勤)
  • 週3日勤務の場合:1日7~8時間以上
  • 週4日勤務の場合:1日5~6時間以上
  • 週5日勤務の場合:1日4~5時間以上
  • 週6日勤務の場合:1日4時間以上

日勤と比べてかなりハードルが下がるため、月に10万円以上稼ぎたい場合は夜勤を選んだ方が確実です。

勤務時間は長くなりますが、週3日勤務でも月給10万円を達成できるラインなので、休みがたくさん欲しいという方でも月給10万円は現実的な金額と言えるでしょう。

どのコンビニも時給に差はほとんどない

  • 忙しいコンビニだと時給が上がる
  • 人手不足だと時給が上がる

このようなテクニックがあるようですが、正直あまり意味がありません。

多少の差はありますが、時給にして10~30円程度の差しかないため、ほとんど誤差の範囲です。この僅かな差を優先するよりも自宅からの通いやすさ・働きやすさを優先したほうがよっぽど有意義です。

時給10円高いからという理由だけで通勤に片道30分以上かかるコンビニを選ぶよりも、片道10分でいけるコンビニのほうが通いやすいですし、無駄な時間が減って自分が好きに使える時間が長くなります。

タイムイズマネー(時間はお金と同じように貴重であること)という言葉があるように、自分の時間はとても大切なので、ほんの僅かな時給の差よりも自分の時間を有意義に使えるコンビニ(通いやすいコンビニ)で働くのがオススメです。

目次から探す