フォートナイトは不定期にアップデートが配信されますが、アップデートが発生するたびにダウンロードに時間がかかって鬱陶しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
新規にフォートナイトをダウンロード・インストールする場合だともっと時間がかかるでしょう。
そこで今回は、Switch版フォートナイトのダウンロードがなぜ遅いのか、対処法も含めて解説していきます。
Switchでのダウンロードは元々遅い
Nintendo Switchでのインターネット速度はもともとそこまで速くありません。
100Mbps以上出せる光回線を使っている家庭でも、Switchだと30~40Mbpsまでしかでないことがほとんどです。
30Mbpsは1秒につき3.75MBしかダウンロードできない速度であり、数GBもあるゲームデータ・アップデートデータだとものすごい時間がかかってしまいます。
Switch版フォートナイトのダウンロード時間の目安
例えばダウンロード速度30Mbpsの環境でフォートナイト(11.5GB)を新しくインストールしようと思った場合、約51分もダウンロードに時間がかかる計算です。
もちろんこれは安定したインターネット環境でフォートナイトのダウンロードのみを行う場合の数字なので、
- Wi-Fiルーターから遠い
- ルーターが古くなっていてダウンロード速度が早くならない
- ほかのゲーム・YouTubeなどをしながらダウンロードしている
といった状況下だとさらに時間がかかるでしょう。
そのため、ダウンロード版フォートナイトを買ったけどプレイできるのは数時間後ということは、よくある話です。
スリープ状態にしてたら自動的にダウンロードしてくれる
Switchは電源ボタンを短く押しただけだとスリープモードに移行できます。
スリープモード中は画面が真っ暗になっていますが、最小限の処理がSwitch内部で行われており、その中にゲームのダウンロードも含まれています。
特にゲームのアップデートデータはスリープ中に自動的にダウンロードを開始してくれるため、電源が落ちないように充電アダプターに接続し、インターネットに繋がる状態にしておけば勝手にアップデートデータをダウンロードしてくれます。
学校や仕事などで外出中であってもフォートナイトのアップデートデータを勝手にダウンロードしてくれるので、家に帰ってSwitchをつけたらすぐに最新バージョンのフォートナイトを遊ぶことができるのです。
こういった自動ダウンロードのメリットがあるので、Switchを使わないからといって電源を落とさずスリープ状態にしておくのは結構有効なのです。
少しでも早くしたいなら有線LAN接続する
少しでも早くフォートナイト本体アップデートデータをダウンロードしたいのであれば、有線LAN接続でSwitchをインターネットに接続してダウンロードするようにしましょう。
有線LAN接続は物理的なLANケーブルでルーターと直接つなぐことになるため、遮蔽物などによる通信速度の低下が一切起きません。
そのため、無線接続(Wi-Fi)と比較するとダウンロード速度はだいたい1.4~1.7倍になり、50分かかるような大容量ダウンロードでも20分以上短縮できるようになります。
Switchで有線接続するにはNintendo Switchドックを使うため、Switch Liteは有線接続できません。
有線LAN接続に使うLANケーブルはSwitchの付属品には含まれていませんので、別途購入するようにしてください。
LANケーブルは商品によって長さが異なるので、Switchドックの場所からルーターとケーブルで繋げられる長さのLANケーブルを選ぶようにしてくださいね。