Live2DエディターであるCubism Editorは42日間無料で利用できるトライアル版が用意されています。
トライアル版の期間はプロ版の機能を制限なく使用できますが、ここで気になるのが商用利用についてです。
今回は、Live2Dプロ版トライアル期間中に制作・出力したモデルを商用利用してもいいのかどうかについて解説します。
トライアル期間中の商用利用の有無
先に答えを言ってしまうとできません。
これは利用規約やマニュアルページに明記されており、トライアル期間中に制作したモデルは一切商用利用できないようになっています。
認められているのはデモンストレーションとしての使用・非営利用途のみです。
2.1.4.3 評価版ソフトウェアライセンス
ソフトウェア使用許諾契約書 – 株式会社Live2D
「評価」または「トライアル」という表示が付され提供されるライセンス
使用等目的: デモンストレーション、評価およびトレーニング目的
出力ファイル用途: 内部的または非営利用途
例え商用利用できるクオリティのLive2Dモデルを制作しても、ライセンスがトライアルライセンスであれば商用利用不可能となっています。
プロライセンス適用後にトライアル期間中に制作したモデルを出力した場合は商用利用可能です。
フリー版は商用利用可能
意外と思うかもしれませんが、実はフリー版であれば商用利用することが可能です。
ただし、多くの機能が制限されているためクオリティの高い人体モデルをフリー版で制作・出力して商用利用するというのはあまり現実的ではありません。
木々など簡単なオブジェクトとしてのLive2Dモデルであればフリー版でも十分制作できるでしょう。
トライアル期間中に制作したモデルをプロ版で読み込んだら商用利用可能?
プロライセンスを購入しているので、この場合なら大丈夫です。
ただし、トライアル期間中に出力済みのモデルデータはトライアル版モデルとして明確に区別されますので、モデル作成済みの場合はプロライセンス適用版として再出力するようにしましょう。
プロライセンス解約後の商用利用はどうなる?
いずれLive2Dを使った制作から離れることもあるでしょう。
もしCubism Editorを買わないようになるのであれば解約すると思いますが、すでに商用利用しているLive2Dモデルについてプロライセンス解約後も使用できるかどうか気になるかと思います。
コチラについては問題ありません。
プロライセンス適用時間中に制作・出力したLive2Dモデルについては商用利用も含めて自由に使っても良いとされています。
商用利用するならプロライセンスは必須
ここまでLive2Dの商用利用について解説してまとめたように、商用利用するのであればプロライセンスは必要不可欠です。
トライアルライセンス適用期間中でもクオリティの高いモデルを作成できますが、商用利用を考えるのであればプロライセンスを購入するようにしてください。
プロライセンスを適用さえすればトライアル期間中に制作したモデルも商用利用できるようになります。
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