ゲームやVTuberのキャラクターデザインなどで使われているLive2D。
Live2Dを使ってデザインの制作できるイラストレーターの需要がかなり上がってきているため、将来イラストレーター・デザイナーとして成功したいのであれば、ぜひとも使えるようになっておきたいツールです。
ですが、Live2Dは有料。無料期間の42日を超えるとライセンスを購入しなければなりません
どうせLive2Dを購入するなら買い切りで利用したいという方もいるでしょう。
そういう方向けに、Live2Dは自動更新しない買い切りプランを用意しています。
今回は、買い切りプランを含めたLive2D PROライセンスのプランについて、何を選べばお得なのかを含めて解説します。
Live2Dのプランは3つ
Live2Dのプランは大きく分けて三つ用意されています。
- 単月プラン
- 年間プラン
- 3年間プラン
この3つのプランのうち、自動更新されない買い切りタイプが3年間プランです。
プラン | 料金 | 自動更新 |
---|---|---|
単月プラン | 2,288円/月 | アリ |
年間プラン | 15,708円/年 | アリ |
3年間プラン | 40,392円 ※買い切り | 無し |
3年間プランは3年間分まとめ買いできるタイプのプランで、事実上の買い切りプランとなっています。
そのため、Live2Dを買い切りで利用したい場合は。3年間プランを購入することになります。
ちなみに、Live2Dに限った話ではないですが、買い切りプランは何年も使うことを前提としているので、サブスクで提供されているソフトウェアの場合は、2~4年分の料金が設定されていることが多いです。
Live2Dであれば3年分の料金より少し安いくらいでしょうか。そのためある程度まとまった費用が必要になっています。
数万円~数十万年するようなソフトウェアでも、月数千円から始められて好きなタイミングで解約できるのが、買い切りにはないサブスクならではのメリットでもあります
1ヶ月あたりの料金が最も安いのは3年間プラン
1ヶ月あたりの料金を比較すると以下のようになります。
- 単月プラン:2,288円/月
- 年間プラン:1,309円/月
- 3年間プラン:1,122円/月
3年間プランは、3年分の料金をまとめて支払っているようなものであるため、初めから年間割引が適用されています。
そのため、1ヶ月あたりの月額料金が最も安いのは3年間プランとなっています。
単月プランと比較すると、その差はなんと1,166円/月。なんと51%オフであるため、長期利用を考えているなら単月プランはとんでもなく損するプランということになります。
4年以上の長期利用なら年間プランのほうが安くなる
少なくとも3年間の利用なら3年間プランが最も安いプランと言えるでしょう。
ですが、4年以上もLive2Dを使い続けるとなると少し事情が変わってきます。
Live2Dの年間プランは年間割引が適用されるプランとなっており、2年目・3年目と継続するにあたって利用料金が割引されるようになっています。
3年間プランが安い理由もこの年間割引が理由であり、年間プランと同じ計算で3年分の料金が計算されているのです。
そのため、実際に計算してみると3年分の年間プラン料金と3年間プランの料金は、全く同じなのです。
- 年間プラン:15,708円 + 12,936円 + 11,748円 = 40,392円
- 3年間プラン:40,392円
そのため、3年間使うなら実はどちらを契約しても変わらないという仕様になっています。
どちらの料金がなぜならばどっちのプランを選んでも問題ないと思うかもしれませんが、4年以上使う場合においては料金に差があります。
年間プランは、3年目移行はずっと3年目の割引された料金で利用し続けることができますが、買い切りの3年間プランを買い直す場合は1年目からの再カウントとなり、少し損する計算になります。
つまり、実際に請求される金額を1年単位で細かく見るとこのようになります。
年間プラン (支払合計金額) | 3年間プラン (支払合計金額) | |
---|---|---|
1年目 | 15,708円 | 40,392円 |
2年目 | 28,644円 | 40,392円 |
3年目 | 40,392円 | 40,392円 |
4年目 | 52,140円 | 80,784円 |
5年目 | 63,888円 | 80,784円 |
6年目 | 75,636円 | 80,784円 |
7年目 | 87,384円 | 121,176円 |
このように、年間プランは3年目移行ずっと11,748円であることに対し、3年間プランは、1年目料金+2年目料金+3年目料金をループする形になるので、4年以上使う場合は買い切りの3年間プランのほうが損する計算になるのです。
プランごとに機能の差はない
重要なことですが、Live2Dはプランごとに機能の差はありません。
差があるのは料金だけです。それ以外の違いはありません。
料金プランも厳密にはindieとbuisinessの2つがありますが、個人の方が利用するのは基本的にindieの安いほうです。
indie・buisiness間でも差があるのは料金だけなので覚えておくといいでしょう。
Live2D3年間プランは学割で76%OFF
ここまで読んでいると、Live2Dの3年間プランは長い目で見ると実は損するプランなのではないかと思うかもしれません。
確かに一般の方だとその通りです。ですが、学生であれば話が違います。
Live2DはLive2D学割プログラムを提供しており、学生の方であれば3年間プランを76%オフで利用できます。
もちろん機能制限などは一切なく、3年間無制限に利用できます。
プランの期間が残っている最中に卒業・中退しても、プランの期限が来るまで使用可能です
実に単月プラン4.2ヶ月分の料金で36ヶ月使える計算であるため、学生の方が利用しない理由はありません。
小学校から大学・専門学校まで学生なら全員が対象であるため、Live2Dを使った勉強・制作をしたい人にはありがたい制度と言えるでしょう。
学校の制限もなく、デザイン・イラストレーターとは全く関係のない学校・学科でも76%OFFで購入可能です。
結局サブスク・買い切りどちらが良い?
Live2Dには自動更新タイプのサブスクと3年間プランの買い切りがあるわけですが、結局のところどちらが得なのでしょうか。
- 3年以上使う予定がある方
- どれだけ使うか分からない方
- 1ヶ月だけ試してみたい方
3年以上も使う予定がある方
年間プラン一択です。
3年間プランは、4年からはまた1年目料金からの計算になるので、4年目・5年目は年間プランよりも実価格が高くなります。
また、3年間プランと異なり、1年単位で継続・解約を選べるため、自由度も高いでしょう。
どれだけ使うかわからない方
どれだけ使うかわからない、具体的には6ヶ月以内にLive2Dを使わなくなるかもしれないという方は、単月プランがいいでしょう。
単月プランは年間プランと比べると非常に割高ですが、7ヶ月以上使わないのであれば単月プランのほうが安く済みます。
年間プランは非常にお得ですが、長期利用しない(6ヶ月以内で辞める)なら年間プランのほうが無駄にお金がかかってしまうので、そういう方は単月プランを選びましょう。
1ヶ月だけ試してみたい方
1ヶ月だけ試してみたいのであれば、そもそもLive2Dを購入する必要がありません。
Live2Dは全機能を無制限に使える試用版が用意されており、その試用版は42日間使うことができます。
つまり、1ヶ月試したいだけであればわざわざ単月プランを契約する必要がなく、無料で試すことができるのです。
1ヶ月使ってみてこれからも使い続けたいのであれば、年間プランを契約するというのが賢いやり方と言えるでしょう。
年間プランは単月プラン約半年分の料金です
3年間プランが得なのは学生・教職員だけ!
結局のところ、3年間の料金は通常の年間プランを継続した場合と全く変わらない、それだけではなく4年以上使うとなると3年間プランの方が損をするため、一般の方は普通に年間プランを選んだ方が得をします。
3年間プランをお得に利用できるのは先ほど紹介した学割を適用できる方だけでしょう。
むしろ3年間プランは学割のためだけに用意されたプランにも見えるため、学割を利用できない方は3年間プランを選ぶメリットはないでしょう。
学生・教職員なら3年間40,392円かかるところが、たったの9,693円という30,729円引きで利用できるので、学割利用可能な方は絶対に3年間プランを選びましょう。
学割が適用できるのは3年間プランのみです。年間プラン・単月プランは割引されないので注意しましょう。
2ヶ月以上使うなら単月プランはやめておこう
1ヶ月単位で利用できる単月プランがありますが、2ヶ月以上Live2Dを使うことが分かっているのであれば早めに年間プランか3年間プランに切り替えるようにしましょう。
年間割引がない上に、単月プラン約6ヶ月分は年間プラン1年分に相当します。
つまり、単月プランを半年契約しただけで6ヶ月分損している計算になるので、かなりもったいないのです。
2ヶ月利用でも、年間プランなら3ヶ月相当の料金なので、2ヶ月以上使うことがわかっているなら早めに年間プランか3年間プランに切り替えるようにしましょう。
無料の試用期間で使い心地はある程度わかっているはずなので、このまま使い続けるか・使わないかを考えて、Live2Dのプランを選ぶようにしてください。
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