Live2Dデータを定着するためには欠かせないLive2Dエディタ「Cubism Editor」
Live2Dを触ったことがない人は勘違いしやすいのですが、Live2Dのデザインをするために使用するソフトウェアの名前はCubism Editorとなっています。
Live2Dエディターという名称のエディターはありません。
今回は、そんなCubism Editorの導入方法からサンプルデータを動かすところまで解説していきます。
Cubism Editorトライアル版の導入手順
それでは早速Cubism Editorの導入を進めていきましょう。
Cubism Editorの有料版をいきなり購入する場合でもダウンロードするのは必ずトライアル版になります。
トライアル版インストール後、ライセンスキーを入力すると認証されたPRO版として使い続けることが可能です
ダウンロード方法
アクセスしたダウンロードページの下にインストーラーをダウンロードする項目があります。

にチェックを入れ、 を選択、メールアドレスを入力します。

入力したらダウンロードボタンを押せるようになっているので、Windows版・Mac版のどちらかをダウンロードします。

旧バージョンのダウンロードも可能ですが、旧バージョンだと試用期間が長くなるといった要素はありません。特別な理由がない限りは最新リリース版をダウンロードしましょう
これでCubism Editorのインストーラーのダウンロード完了です。
インストール手順
まずはダウンロードしたインストーラを起動し、セットアップウィザードを開始しましょう。







Cubism Editorをインストールすると、Live2D Cubism EditorのほかにLive2Dモデル閲覧ソフトのLive2D Cubism Viewerがインストールされています。

起動する方を間違えないようにしましょう。
起動すると、ライセンスタイプなどの選択画面が表示されます。

42日間PRO版の全機能を使ってみたい方は、
を選択しましょう。42日経過後は自動的にFREE版に移行します。勝手に請求されることはありません。

これでLive2DデザインをするためのCubism Editorの導入が完了しました。
これからは、このCubism Editorを使ってアニメーションするイラストなどを制作できます。
サンプルデータを動かしてみる
Cubism Editorのインストールが完了したら実際にサンプルデータを動かしてみましょう。
サンプルデータは下記ページからダウンロード可能です。


Live2Dモデルデータはzip形式に圧縮されているので、一度解凍するようにしてください。
解凍したフォルダの中にあるファイル群がモデルデータに関わるリソースファイルです。

ダウンロードしたファイルのうち、cmo3ファイルをダブルクリックすることでモデルデータをエディターで開けます。
Cubism Editorのメニュー
→ からでもモデルデータを開けますモデルデータを開くと、以下のように詳細な情報が一覧表示されます。

とりあえず、今回は既に設定されているアニメーションの再生だけ試してみましょう。
サンプルデータはモデルデータだけでもアニメーションの再生が可能ですが、Live2Dモデルのアニメーションは別ファイルで管理されているのが一般的です。
今回のサンプルデータであれば、rice_pro_motions_t02.can3
というcan3形式のファイルがアニメーションデータファイルとなります。

このアニメーションファイルをCubism Editorにドラッグアンドドロップして、プロジェクトに追加してみてください。

アニメーションの編集画面がアクティブになり、アニメーション用のタイムラインなどレイアウト構成が少し変化した状態になります。
この編集画面左側にある
にアニメーションパターンが登録されています
設定されているアニメーションを再生する場合は
の再生ボタンをクリックしてください。
クリックすると、
で選択されているアニメーションが再生されるようになります。試しにほかの
や などを試してみてください。設定されているアニメーションがなめらかに再生されます。
ここまでが、Live2DエディターであるCubism Editorのダウンロード・インストール・サンプルデータを動かしてみるまでの流れです。
初めはわからないことばかりですが、初めて使ったのですからそれは当然です。
Live2Dデザインをこれから上手くなっていきたいという方は、がむしゃらに試行錯誤するのではなく、参考書などを頼って効率よく勉強するといいでしょう。

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