同時にたくさんのスマホをひとつの充電器で充電していると、充電器本体がそれなりの熱を持ち始めることもあるでしょう。
試しに触ったら思いのほか熱かった という経験がある方も多いのではないでしょうか。
そういうとき、充電器を冷やしたくなる方もいるかもしれませんが、少し注意が必要です。最悪の場合、冷やしたことがきっかけで充電池器壊れてしまう可能性もあります。
今回はスマホの充電器を冷やすときの注意点・冷やす方法について紹介します。
充電器を冷やすのに保冷剤を使うのはNG
手っ取り早く冷やすために冷凍庫に入れておいた保冷剤などをそばに置いて冷やそうと考える方もいるかもしれません。
ですが、それはかなり危険な行為です。
周囲の気温よりもかなり低い温度で急激に冷やそうとすると結露が発生しやすくなるのですが、充電器に対して保冷剤を使って急激に冷やしてしまうと充電器の内部で結露が発生してしまうのです。
充電器内部で結露が発生すると漏電が起きる可能性があり、漏電が起きたらその充電器が使い物にならなくなってしまう可能性がかなり高いです。
そのため、保冷剤などを使って急激に冷やすことは絶対にやってはいけないのです。
これはスマホにも同じことをいえます。スマホを急激に冷やすと内部で結露が発生して漏電が発生し、うんともすんとも動かなくなることは、残念ながらよくある話です
充電器を安全に冷やす方法
充電器を安全に冷やしたいのであれば、以下の方法を取りましょう。
- 冷めるまで日差しが当たらないところで放置
- 扇風機などで風を当てる
扇風機で風を当てる程度であれば大丈夫です。
扇風機やサーキュレーターを使って風を当てるだけなら、その場の空気を当てているだけなので、急激に冷やすことにはなりません。
扇風機を浴びると体感温度が下がることをイメージするとわかりやすいかもしれません。
少しでも早く充電器を冷やしたいのであれば風を当てるようにしてください。決して保冷剤などを使って急激に冷やしてはいけません。
スマホを冷やしたいなら、スマホに直接取り付けられる冷却ファンを活用するのもおすすめです。冷却ファンを使えば、充電中でも中々温度が上がりにくくなります。