自宅にプリンターがなくてもコンビニに行けば数十円でコピーできます。
そこで気になるのは、自分が持っているコピー用紙を持ち込んでコピーできるかどうかということです。
コンビニのプリンターには様々なサイズのコピー用紙が初めからセットされているので、基本的なコピー用紙を持ち込む必要はありませんが、色がついたコピー用紙に印刷したいという場合などがあるでしょう。
ですが、残念ながらコンビニのプリンターは自分のコピー用紙を持ち込んでコピーできません。
なぜコンビニは自分の紙を使わせてくれないのか
少し考えるとコピー用紙代が節約できるから何も問題はないじゃないかと思うかもしれません。ですが、このようなことを考えたことはないでしょうか?
- お客さんがコピー用紙のセットを間違えて紙詰まりを起こし、数十万円はする高価なプリンターが故障してしまった
間違いなく大きなトラブルになり、コンビニにとってもお客さんにとっても大変な事態(賠償請求問題など)になってしまいます。
そのため、コンビニのプリンターはコンビニ側が事前にセットした用紙しか使えないようにしており、お客さんの操作・設定ミスで故障などのトラブルが起きないように対策しているのです。
通常利用であれば、万が一故障したとしてもプリンター側に問題があると断定できるので、「誰の責任なのか」といった問題で揉めることがないことがメリットと言えるでしょう
コンビニのプリンターは高機能だから大丈夫と言って、本来プリンターに通すことができない用紙を手差し印刷する人が現れない保証はまったくないので、コンビニにとってもお客さんが用意した紙で勝手に印刷させるのはリスクが大きすぎるのです。
交渉は原則不可
コンビニのプリンターはお客さんみんなが使うものであるため、一人のためだけに交渉に応じることはありません。
ですので、どんな理由があったとしてもコンビニのプリンターで自分が持ってきた紙に印刷できないと思っておきましょう。
セブンイレブンのみ はがき を持込可能
コンビニのプリンターで自分の紙に印刷することを基本的にできません。
ですがセブンイレブンのみ例外で、以下の条件を満たした場合のみ年賀はがきを持ち込んで印刷できます。
- ネットプリントもしくはUSBメモリーなどに印刷データを入れて持ち込む
- 使えるのは日本郵便が発行した提携の郵便はがきのみ
事前に印刷データを用意しておく必要があるのと、日本郵便が発行した郵便はがき以外のはがきはセットできません。
郵便はがきはセブンイレブンのレジで購入することが可能です
例えばインクジェット用・写真用のハガキは絶対に使ってはいけません。
認められていない形式のはがきを使ってプリンターを故障させた場合、賠償問題に発展する可能性があるので必ず無地(普通紙)の年賀はがき・郵便はがきを使うようにしてください。
年賀状を印刷する際は必ず持ち込むように
セブンイレブンのプリンターにセットされているのは、切手を貼らないといけない普通のはがき(ポストカード)です。
年賀状を印刷したい場合は郵便局やコンビニで年賀はがきを購入して印刷するようにしましょう。
年賀状を送る時期(12月下旬)に近づけばセブンイレブンでも年賀はがきをレジで購入できるので、持っていなかった場合はセブンイレブンでコピーする際に年賀はがきを買うのがおすすめです。
どうしても自分の紙にコピーしたいときの対処法
コンビニ側からすると持ち込まれたコピー用紙が原因で紙詰まりなど起こして故障したとなると目も当てられませんので、セブンイレブンの例外を除けば交渉の余地もありません。
だからといってプリンターを買うのはもったいないと思う方も多いはずです。そういう方はプリンターをレンタルするといいでしょう。
レンタルであればプリンターを買わずに済む上に自分が用意した用紙に印刷できます。当然ですがプリンターを1台購入するよりも安上がりですし、使いたい期間だけ借りればいいだけです。
どうしても自分の紙印刷していていう場合はコピー機・プリンターをレンタルするといいかもしれません。