ケンタッキーでチキンを注文すると、チキンの種類がいくつかあることに気づいている方も多いでしょう。
骨付きチキンでもローストチキンのような形をしたもの(ドラム)や細い骨が多くてキレイに食べるのが難しい代わりに脂身が少ないリブなどの種類があります。
ケンタッキーでは、ただただチキンを注文されただけだと変に偏りが出ないよう部位を分けて袋や箱に詰めていくのですが、欲しい部位を言えば指定できるということは有名な話です。
部位を指定したことはないけど知ってるという方も多いでしょう。
ですが、今はケンタッキーでのチキンの部位指定が原則できなくなっていることを知っていますか?
部位指定できるということは知っていても、もうできなくなっていたということを知らないという方は意外といるのではないでしょうか。
そこで今回は、ケンタッキーではなぜ部位指定ができなくなっているのか紹介します。
数年前から部位指定をほとんど断っている
ケンタッキーではケンタッキーの善意で部位指定を受けていましたが、おそらく部位指定できることが有名になりすぎたのでしょう。
部位指定されると店側の都合で提供するチキンの部位の割合をコントロールできなくなるので、チキンの在庫はあるけど特定の部位だけ売り切れているという状態が発生しやすくなります。
そういった問題が無視できなくなったことから部位指定を原則断るようにしたのでしょう。
ケンタッキー公式サイトのメニューでも「商品の特性上、チキンの部位指定はご容赦いただいております」と明記しています。
提供する部位の割合は決まっている
ケンタッキーで提供される部位は、ウィング・リブ・サイ・ドラム・キールの5種類ありますが、より多くのたくさんに美味しく食べてもらおうということで、偏りが出ないように部位が提供されます。
- ウィング:0.5本計算
- リブ:1本計算
- サイ:1.5本計算
- ドラム:1本計算
- キール:1本計算
ウィングが0.5本換算(小さめ)、サイが1.5本換算(大きめ)で大きさに偏りがあるため、ウィング・サイは2本以上注文したときに提供されることが多いです。
チキン1本の注文でサイズが小さいウィング1本だけ提供されるということはないでしょう。その反対にチキン1本の注文でサイが提供されることもないと思うかもしれませんが、提供されるときは普通に提供されます。
期間限定商品だと偏りがあることが多い
レッドホットチキンや骨付きパリパリ旨塩チキンなど、特定の期間限定商品は部位に偏りが発生していることがあります。
お気に入りの部位がよく提供される限定商品があれば、それをメインに注文するのもいいかもしれません。
偏りがあるからといって部位指定できるわけではないので注意してください
1本だけの注文なら部位指定できる可能性はある
4本注文して4本ともドラムにしたいといったかなり偏った注文はほぼ確実に断られますが、1本だけの注文なら部位指定できる可能性があります。
チキン1本だけの指定なら偏りが出ることが少ないほか、提供する部位の割合を意識する必要がないので指定できる可能性が少し高まります。
あくまでリクエストということを忘れないように
部位指定はあくまでリクエスト。部位指定は基本的に断っているので、たった1本の注文でも店の在庫の偏りが発生することを少しでも防ぐために断るケースも多いです。
部位指定するときは通ればラッキーと思ってダメ元で言ってみるといいでしょう。
断られたらおとなしく引き下がるようにしてください。そこでクレームを言ったら店員だけでなく周囲のお客さんにも迷惑で不快にさせてしまいます。
もれなく厄介客としてマークされるでしょう。
おまけ:揚げたてポテトはリクエスト可能
チキンの部位は指定できませんが、揚げたてポテトはリクエスト可能です。
ピーク時は断られやすいですが、ホクホクの揚げたてポテトを食べたい場合はリクエストしてみてもいいかもしれません。