パソコンでキーボードを扱うとき、斜めにして傾斜角度をつけてあげると、操作しやすくなります。
デスクにキーボードをそのまま置いて使う場合と比べて手首の負担が小さくなりやすく、長時間キーボードを使い続けられるのです。
もちろん腱鞘炎になるリスクも低くなるでしょう。
ですが、周囲にあるものを使ってキーボードを斜めにしようと思ってもなかなか難しいでしょう。斜めにできても、安定せずかえってキーボード操作がやりづらくなるということがよくあります。
そこでこの記事では、キーボードに傾斜をつける方法を紹介します。
キーボードを斜めにするには?
早速キーボードを斜めにする方法を紹介していきますが、キーボードと言ってもノートパソコンのキーボードと別売りのキーボード単品の二種類があります。
ですが、傾斜をつけるやり方はどちらも同じです。
自由にキーボードに傾斜をつけて手首の負担を和らげたい・操作しやすい状態にしたいのであれば、ノートパソコンスタンドがおすすめです。
商品名としてはノートパソコンスタンドですが、別にノートパソコンでしか使ってはいけないわけではありません。
キーボード単品で載せることも可能です。
横幅は制限がないため、幅が広い大型キーボードでも全く問題ありません。
さらに、ノートパソコンスタンドは角度が固定ではなく自由に変更できるので、その時の気分に合わせてキーボードの角度を変更することが可能です。
このように角度を自由に変更できます。キーボードについている小さな突起で傾けるのとは、比べ物にならないくらい斜めにできるので手の負担も和らげられるでしょう。
持ち運びに強い
ノートパソコンスタンドは、今紹介したもの以外にもたくさん種類があります。
例えば以下の商品もノートパソコンスタンドの一つです。
頑丈で使いやすい、そして評価もかなり高いというメリットだらけの商品なのですが、一つだけ欠点があります。それが折りたたんだときの大きさです。
持ち運びしやすいようにある程度の折りたためるようになっていますが、天板部分の大きさは小さくなりません。
そのため、カバンなどに入れて持ち運ぶ・使わないときに収納しておくには大きすぎるという問題が発生します。
ですが、こちらのノートパソコンスタンドはかなり小さく折りたたむことができます。どれだけ小さくなるのかは、下の写真を見ればわかります。
最初に紹介したノートパソコンスタンド折りたたみに強い構造になっているため、使わない時はかなりコンパクトにできるのです。
このサイズならカバンに入れるだけではなく、引き出しにしまっておくこともできるでしょう。
ノートパソコンであれば放熱もしやすい
先ほど紹介したノートパソコンスタンドは、ノートパソコンやキーボードを乗せる箇所のほとんどが空洞です。
パソコンから発せられた熱が逃げやすく、ノートパソコンが高温状態になりにくいメリットがあります。
わかりやすいもので言うと、処理能力の低下です。パソコンが高熱状態になるとこれ以上温度を上げないように(故障リスクを減らすために)処理性能を大幅に落とす仕組みがあります。
その仕組みが機能してしまうと突然パソコンが重くなってしまい、熱が冷めるまでまともに動かなくなってしまうのです。
キーボード操作が快適になるだけでなく、ノートパソコンにも優しいメリットがあります。
工夫してキーボード疲れを和らげよう
手首の疲れを減らすためにキーボードを触る時間を減らすというのは簡単です。簡単ですが、そうしたくてもできない方も多いでしょう。
- PC ゲームをもっと遊びたい
- 仕事の都合でキーボードを触る時間を減らせない
などなど。そういう方はぜひノートパソコンスタンドを使ってキーボード疲れを減らすようにしてください。
キーボードの触りすぎで疲れることがなくなると、もっと長い間パソコンを触り続けられるでしょう。