アドセンスを自分でクリックしてしまったときはどうすればいいのか?

自分のブログに Google アドセンスを貼っていて、誰もが一度はやってしまいがちなのが自己クリックです。

Google AdSense の自己クリックは利用規約で禁止されており、規約に違反した場合は Google アドセンスのアカウントが停止される恐れがあります。

Google アドセンスのアカウントが一度停止させられてしまうと復旧するのが難しいため、故意でなくても自己クリックしてしまったときは不安でいっぱいになります。

そこでGoogle AdSense を間違って自分でクリックしてしまったあと、何をすればいいのか解説します。

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Google アドセンス自己クリックしてしまった時の対処法

Google アドセンス自己クリックしてしまった時どうすればいいのかということですが、最善策は「何もしない」です。

Google Adsenseは自己クリックに限らず不正クリックがよく起こるため、サイト運営者本人の自己クリックを含めた不正クリックはほぼ全て無効化されます。

クリックしたことが無効化されるまでにはタイムラグがあるので、アドセンスの収益レポートにはクリックした回数と収益がカウントされていることもありますが、後日忘れた頃に無効化されているということがよくあります。

間違って自己クリックしてしまったことをGoogle に問い合わせて連絡するという方もいるかも知れませんが、その必要はありません。

自己クリックは頻繁に起きないからこそ何もしなくて良い

よっぽど雑な管理をしている場合でもない限り、Google アドセンスの自己クリックは頻繁に起こることではありません。

そのため間違ってクリックしてしまったとしても「次回同じようなことは起こさないように」ということでクリックした事実が無効化されるだけでアドセンスの利用を継続できるのです。

どれが自己クリックなのか・不正クリックなのかといったことはGoogleにとって非常に重要なことであるため、不正クリックの検出精度はかなり高いです。

昔は第三者による不正クリック(いわゆるアドセンス狩り)でアカウントが止まってしまったということも多かったですが、2020年になってからは全くといっていいほど聞かなくなっています。

多少ミスした程度ではお咎めなしなのであまり不安になる必要はありません。

だからといって見逃されると思って意図的に自己クリックしてはいけません。少しでも怪しいクリックが増えると、行為がバレてアカウントが一発停止になる可能性もあるので気をつけましょう。

第三者の不正クリックの可能性がある場合は報告したほうがよい

Google AdSense のレポートを見てみると自分でクリックしたわけでもないのに明らかにクリック数が多く、ページCTRもありえない数値になっていることがあります。

この場合はサイトの AdSense を停止させようとする悪質なアドセンス狩りに狙われている可能性があるので、一度報告したほうがいいかもしれません。

Google Adsenseは無効なクリックの連絡フォームという報告用ページを用意してくれているので、そちらから不正クリックの被害を受けている可能性のあるウェブサイトや現状を報告するといいでしょう。

Google アドセンス自己クリックを予防する方法

Google アドセンスの自己クリックは自動的に無効化されるとはいえ、不正行為であるため何度も行ってしまうとアカウントを止められてしまう可能性があります。

WordPressの場合はPHPやプラグインを駆使してアドセンスの表示を管理できるので、管理者のみアドセンスを表示しない設定にするなど工夫するようにしましょう。

はてなブログやライブドアブログなどのブログサービスでもログイン中のみ自己クリックを防止する方法はありますが、プログラミングスキルが必要であるためあまりおすすめできません。

間違えてGoogle アドセンスを自己クリックしてしまわないよう気をつけて運用するようにしてください。

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