コロナ禍の影響でテレワークが増えましたが、それと同時にカラオケを利用する人も増えてきます。
何で外出自粛を求められている中カラオケを利用するのかという話ですが、実は遊ぶ目的でカラオケに行っているわけではありません。テレワークをするためにカラオケを利用する人が増えてきているのです。
そこでこの記事では、
- カラオケでテレワークをするメリット
- カラオケでテレワークをする際に押さえておきたいポイント
- カラオケではなく個室レンタルルームを利用するといくらかかるのか
といったことを紹介・解説していきます。
カラオケでテレワークする方が急増中
コロナウイルス感染症による外出自粛にあわせてテレワーク化する企業が増えてしまいます。
その影響でカラオケでテレワークをする方も同時に増えています。自宅ではなかなか集中できない・やりづらいという方が気分転換などの理由でカラオケで仕事する人も多く、実際にカラオケで仕事をしたほうが快適で仕事効率の洗ったという声も実際にあります。
カラオケルームは邪魔が入らない個室スペースということもあり、リモートオフィスとして利用している方が急増中です。それに合わせるかのようにカラオケ側もテレワーカー向けのプランを提供しているケースも増えています。
もはやカラオケルームは歌う場所ではなく仕事をする場所と思って利用している方も多いでしょう。
テレワークでカラオケを利用するメリット
テレワークでカラオケを利用するメリットはたくさんあります。メリットがあるからこそテレワークでカラオケを利用する人が増えているので、どのようなメリットがあるか見ていきましょう。
超格安で防音個室を利用できる
テレワークでカラオケを利用する一番のメリットが、格安で防音個室を利用できることです。カラオケルームは、カラオケをするための部屋なので全部屋防音対策がなされています。そのためマイクを使って大音量で話すことでもない限り部屋の外に声が漏れることがありません。
外からの音はカラオケのアナウンスや他の部屋の歌声が少し聞こえてくるかもしれませんが、ほとんど気になりません。
詳しくは後述していますが防音でなくても個室をレンタルするというのはそれなりに費用がかかるため、個室レンタル目的であればカラオケが優秀です。
簡易的な会議室として使える
カラオケルーム防音室なのでマイクを使って大声で話すことでもない限りカラオケルームの外に声が漏れることはありません。
そのため簡易的な会議室としても利用できます。コロナの影響でオフィスに行きづらいが、対面での会議がしたいという場合はカラオケルームが最適でしょう。
1時間利用したとしても1人当たり1,000円もかかりません。個室レンタルスペースを利用するよりも何倍も得でしょう。
ドリンクバーを利用できる
カラオケには必ずと言っていいほどドリンクバーが用意されています。そのため喉が乾いたら好きなジュースも取りに行けばいいですし、気分に合わせて飲むドリンクも選べます。
また、ドリンクバーを使って糖分を取ることもできるので糖分不足で頭が働かない・集中できないという問題を予防できます。
ジュースを飲みすぎると血糖値が急上昇して眠くなってしまいますので、眠くなってきたら歌って発散するなどをして目を覚ますといいでしょう。
軽食が欲しいときにすぐ注文できる
カラオケはポテトフライや唐揚げ・たこ焼きなど小腹がすいたときに食べられる料理をいつでも注文できます。
そのため小腹が少し空いてきたなと感じたら料理を注文しておき、料理が届き次第休憩するというやり方も可能です。休憩に理由をつけられるためダラダラと仕事してダラダラと休憩することを減らせるため、仕事効率の面でもカラオケは意外と良い選択だったりするのです。
息抜きに歌うことでストレス解消できる
元々カラオケルームお仕事をする場所ではなく歌を歌って楽しむ場所です。テレワーク中も例外ではありません。
常にビデオチャットなどで監視される環境下で仕事を進めなければいけないのであれば話は別ですが、そうでない場合は仕事の合間に勝手にカラオケを楽しんでも何も問題ありません。
歌を歌うという行為はストレスを一気に発散できるため、ストレスが溜まりがちな仕事をしている方にとってはかなり相性が良い仕事環境です。
だからといって歌いすぎは良くありませんが、歌いすぎると疲れてしまいますし、一曲一曲区切ることができるので、すぐに気持ちを切り替えて仕事に戻ることもできます。
同居人を気にしなくて良い
自宅で仕事をしていると家族が気になったりすることがあるでしょう。実際テレワーク化による家庭内トラブルも少し増えています。
ですがカラオケルームで仕事をするのであれば関係ありません。一人でカラオケに行けば周りには誰もいない環境で仕事をできるので、長時間集中して仕事をできます。
もちろんカラオケルーム防音個室なので大声を出しても問題ありません。先ほども紹介したように、少し疲れてきたと思ったら歌って発散できます。
普通に個室レンタルスペースを利用するといくら掛かる?
カラオケでは平日ならフリータイムで1000円程度、高くても2500円程度で利用できます。地方になるともっと安くなり、フリータイムで600円台ということも珍しくありません。
見方を変えるとカラオケは防音個室を格安でレンタルできる場所ということになりますが、普通の個室レンタルスペースを利用する場合どれくらい料金がかかるか知ってるでしょうか?
例えば東京都・大阪府など主要都市の個室レンタルスペースの相場はこのようになっています。
地域 | 料金相場(目安) |
---|---|
東京都 | 1,500円~3,500円/時 |
神奈川県 | 1,800円~2000円/時 |
大阪府 | 900~2,000円/時 |
愛知県 | 1,600~2,000円/時 |
福岡県 | 980円~1,800円/時 |
カラオケと比べるとかなり高いのがわかるはずです。カラオケの場合はフリータイムではなく30分ごとの従量制で入室した場合でも1時間あたり500~600円程度しかかかりません。
それと比べると個室レンタルスペースは1時間1000~2000円程度と結構掛かるため、それらと比べるとカラオケのコストパフォーマンスの高さは魅力的でしょう。
特に東京都は料金が極めて高いです。テレワーク目的の個室レンタルならカラオケルーム一択でしょう
カラオケでテレワークする際に持参したいアイテム
カラオケでのテレワークは便利ですが、カラオケでテレワークをするにあたって持っていくとさらに仕事がしやすくなるアイテムがいくつかあります。
カラオケでテレワークしてみたものの、かえって仕事が進まなかったということにならないためにもチェックしておきましょう。
パソコン一式(パソコン本体・マウス・電源コード)
テレワークをする方のほとんどはパソコンが必要かと思います。ですのでパソコン本体やマウスは絶対に忘れないようにしましょう。おそらく仕事が何もできません。
パソコン本体とマウスはそうそう忘れることはないと思いますが、電源コードを忘れないようにすることも大切です。カラオケでテレワークをする場合、人によっては長時間作業すると思いますが、電源コードを忘れてしまうと充電できません。
途中で電源が切れて仕事を中断させられなくなったということがならないように電源コードも持っていくようにしてください。
マウスパッド
マウスパッドを用意しておくとマウス操作がかなりしやすくなります。カラオケルームのテーブルはマウスと少し相性が悪いほか、普段とは違うテーブルの関係で動かす力の加え方も変わってきます(摩擦力が異なるため)。
ガラステーブルなど表面が透明のものだとほとんどのマウスが動きません(レーザー方式が採用された高級マウスが必要)。ですのでマウス操作ができない可能性も考慮してマウスパッドを用意しておくことが大切です。
普段使いしているマウスパッドを持参することで、普段と同じ環境でマウスを動かせるようになるため、思うようにマウスを動かせないということが少なくなります。
手首の負担も減らせるので、マウスパッドもこの機会に用意するといいでしょう。
パソコンスタンド
カラオケに行ったことがある人ならカラオケルームのテーブルを見たことがあると思いますが、高さが全然ありません。
テーブルにパソコンを置いてソファに座りながら作業をすると、ものすごい猫背になることを容易に想像できるはずです。ですので、カラオケでテレワークする場合は折りたたみ式で持ち運びしやすいパソコンスタンドを持っていくことをおすすめします。
パソコンスタンドを使ってノートパソコンの高さを上げることで首や肩・腰への負担を和らげることができ、長時間作業できます。
カラオケでテレワークはやりやすいけど肩や腰がすぐに痛くなってしまうという問題を防ぐことができるため、カラオケでテレワークをする際にはすごく役立つでしょう。
チチロバ(TITIROBA) ノートパソコン スタンド
ノートパソコンスタンド持っていないのであればこちらがオススメです。折りたたみ式なので持ち運びしやすく、アルミ材が使われているため重さも730gしかありません。
高さを出せるノートパソコンスタンドは少し複雑だからか価格が5000円を超えているものが多いですが、こちらは3,000円台とリーズナブルな価格となっています。
ひとつもノートパソコンスタンドを持っていない方はこの機会に購入してみるといいかもしれません。
スマホの充電器
スマホの充電器も持って行っておくと良いでしょう。
毎晩充電している方は、バッテリーの寿命がよっぽど縮んでいない限り大丈夫だと思いますが、うっかり充電し忘れたままカラオケルームに入ってしまうと取りに戻ることができなくなります。
充電器を取りに戻るために会計を挟んで無駄に料金を支払うことになってしまいますので、忘れないようにしておくといいでしょう。
いざというときのために常にカバンに入れておく充電器を持っておくと良い
このやり方だと肝心なときに充電器を入れ忘れることになります。ですのでデータ送受信機能を持たない充電専用の格安充電器でもいいので、常にカバンに入れておく充電器を持っておくといいかもしれません。
耳栓
カラオケルームは防音個室とはいえ、完全に無音になることはありません。カラオケ中なら気にならない程度の音ですが、ある程度は雑音が聞こえてきます。
ですので少しでも雑音があると集中できないっていう方は耳栓を持参すると良いでしょう。
雑音が入ってくるといってもそこまで大きな音ではないため、耳栓をつければ完全に雑音をシャットアウトできます。
耳栓はAmazonなどで安く売られているので、1セット持っておくと周りがうるさくてイライラするというときに役立ちます。
飲み物・弁当などの飲食類(持ち込みOKのカラオケのみ)
飲食物持ち込み OK のカラオケに限られますが、持ち込みOKなら飲料を持参するといいでしょう。飲料を持参することでドリンクバー料金を節約することが可能です。
また、フリータイムを使って午前中からカラオケに行く場合は弁当を持参することでカラオケで料理を注文する必要もなくなります。
- まねきねこ:原則持ち込み可、一部の店舗は不可
- ラウンドワン:持ち込み不可
- ビッグエコー:持ち込み不可
- カラオケバンバン:店舗ごとに異なる
- ジャンカラ:全店舗で持ち込み可
- コート・ダジュール:持ち込み不可
- シダックス:持ち込み不可
- カラオケ館:持ち込み不可
- JOYSOUND直営店:持ち込み不可
- コロッケ倶楽部:持ち込み不可
- カラオケルーム歌広場…持ち込み不可
多くのカラオケは飲食類の持ち込みを断っていますが、ジャンカラなど一部のカラオケは持ち込み OK となっていますので、自分で何か持参したい場合は持ち込み OK のカラオケを利用しましょう。
一人でカラオケに行くことはもう恥ずかしいことではない
カラオケはみんなで行くものと思っている方も多いでしょうが、コロナ禍の営業で増えたテレワークのことを抜きにしても一人カラオケをする人がすごく増えています。
- 暇なので少し歌って時間をつぶしたい
- 一人で黙々と歌って練習したい
- カラオケ行きたいけどみんながいる中で歌うのが恥ずかしい
などなど。テレワークに限らず様々な理由でカラオケに一人で行く人は増えています。
昔は一人カラオケが敬遠されており行きづらかったですが、今はカラオケのニーズが変わっていて一人カラオケ用の料金が用意されていたりするので、テレワーク目的で一人カラオケしても何も問題ありません。
今はコロナ禍で外出を控えている人が少ない関係で、一人でもいいからお客さんが欲しいと思っているカラオケは多いです。特に平日なんかは一人でカラオケに行っても、カラオケ側にとっては嬉しいくらいでしょう。
ですので気分転換がてら違う場所で仕事をしてみようと考えている方は、カラオケでテレワークを実践してみてもいいでしょう。