エクスプローラーを開いたらいきなりexplorer.exeから「nullが見つかりません」のエラーメッセージが表示されて困っているという方がいるでしょう。
なぜ突然エクスプローラーがエラーメッセージを吐くようになってしまったでしょうか。原因と対処法を見ていきましょう。
「クイックアクセス」をレジストリを弄って消していると発生しやすい
エクスプローラーにはクイックアクセスという、頻繁に使用するファイルやフォルダ表示する機能があります。
この機能が必要ないからレジストリを操作して非表示にしているって言う方も少なからずいると思いますが、このクイックアクセス除外に伴うレジストリの変更が原因でexplorer.exeが「explorer.exe nullが見つかりません」のエラーメッセージを表示している可能性があります。
「”” が見つかりません」と表示されることもあります
クイックアクセスを完全に非表示にすることにしていてなぜエクスプローラーが開けなくなるのかということですが、エクスプローラ起動時に最初に表示するのがクイックアクセスフォルダだからです。
クイックアクセスフォルダにアクセスしようとしているのにクイックアクセスを無効化しているために本来なら開けるはずのクイックアクセスフォルダを開くことができず「explorer.exe nullが見つかりません」と表示されることがあるのです。
エクスプローラのエラーをもとに戻す方法
レジストリを元に戻せば問題のエラーは修復されますが、せっかく非表示にしたクイックアクセスが元に戻ってしまいます。
クイックアクセスを非表示にしたままエクスプローラのエラーを取り除きたい場合は、以下の手順でエクスプローラーで開く初期フォルダを変更します。
タスクバーの検索ボックスでC:\を検索してエクスプローラーでCドライブを開きます。
クイックアクセスを開かずにエクスプローラーを起動するため問題なく開けるはずです
エクスプローラー左上のファイル→フォルダーと検索のオプションの変更をクリック
「エクスプローラーで開く」がクイックアクセスになっているので、これをPCに変更します。
設定を適用した状態で、エクスプローラーを直接起動してみましょう。クイックアクセスにアクセスしないため問題なくエクスプローラーを起動できたはずです。
根本的な原因はクイックアクセスが存在しないのにクイックアクセスにアクセスしようとしていたことであるため、エクスプローラー起動時のフォルダをクイックアクセス以外にすれば解決するでしょう。