ブログを書くとき、パソコンやスマホの変換機能を使うので漢字を書けなくても難しい漢字を使えます。
ですが、ブログを書く前に限ってはあまり難しい漢字を使ってはいけません。変換できる文字は全て漢字にしたほうがいいのではないかと思うかもしれませんが、そうしてはいけない理由がちゃんとありますので、この記事では「難しい漢字を使ってはいけない理由」を解説します。
ブログで難しい漢字を使ってはいけない理由
基本的にブログで難しい漢字は使ってはいけません。そう言われてもなぜ使ってはいけないのかよく分からないと思うので、理由についていくつか紹介します。
漢字が読めない相手に伝わらない
自分で読める漢字も読書が読めると分かりません。そのため読者が読めない文字を一つでも見つけてしまうと、それに気を取られて記事の内容が伝わらなくなってしまう可能性がかなり高いです。
そんなことありえないと思うかもしれませんが、突然知らない英文や知らない外国語の文章が出てきたら読む気が失せてしまう気持ちを理解できるなら納得できるでしょう。
ブログ記事は相手に伝わらなければどれだけクオリティに自信がある記事も読まれないので注意してください。
文章が見づらくなる
シンプルに文章が読みづらくなります。この問題は漢字を読めるかどうか関係なく、漢字に強い方でも関係ないため、「漢字が多すぎる記事=読みづらい記事」と認識されてしまいます。
また、漢字はひらがな・カタカナよりも画数が多いものがほとんどなので、文章が窮屈になって目が疲れてしまいます。その結果、文章を読むことに疲れてしまい途中で離脱されてしまうのです。
亜米利加という漢字を誰もが知っていたと仮定しても
よりも
のほうが読みやすいはずです。ブログ記事は読みやすさが内容の次に大切なので、漢字よりもひらがな・カタカナのほうが読みやすそうと感じる場合は漢字を使わないほうがいいでしょう。
ふりがなを付けたら解決する問題ではない
読めなくて難しい漢字を使いたいから分からない人様にふりがなを付けてあげればいいと思うかもしれませんが、それもあまりよろしくありません。
どうしても使わないといけない場合はそうしないといけませんが、ひらがな・カタカナでも問題ない文章の場合は漢字を使うのはやめましょう。
ふりがなを付ける場合、
- 読めない難しい漢字を見る
- となりに書いてある
という手順を踏まないと漢字の読みを理解できないため、記事を読むペースを乱してしまいます。ですので、ひらがなで書いても相手にちゃんと伝わる場合は漢字を使わないようにしましょう。
ふりがなをつけたい場合はHTMLタグを用いて文字の上に来るように記述しましょう。
<ruby>
<rb>こんな感じ</rb>
<rp>(</rp>
<rt>文字の上</rt>
<rp>)</rp>
</ruby>
どれくらいの割合で漢字を使えばいい?
漢字の割合は記事全体の30%前後だとバランスが良いと言われています。当サイトはだいたい24~33%くらいの記事が多いです。
記事にどれくらい漢字が含まれているか調べる方法ですが、漢字使用率チェッカーというWeb ツールを使えば簡単に調べられます。
こちらのサイトに記事本文を貼り付けて調べると、このように漢字使用率が表示されます。
アルファベットや数字が多い記事だと漢字の使用率がとても低くなってしまうので、記事によっては漢字使用率が20%以下になってしまうこともあるでしょう。
それは記事の文章の性質上仕方がないことなので気にする必要はありません。
ですが、漢字使用率が40%を超えている場合は注意が必要です。漢字使用率が40%を超える文章は読みづらい・読むのが疲れやすい文章になっている可能性が高いため、漢字使用率を下げる必要があります。
漢字使用率を下げる方法
漢字使用率を下げたい場合、ひらがなにすることで読みやすい・ひらがなにしても読みにくくならない漢字をひらがなに直しましょう。
- 出来る→できる
- 物→もの
- 事→こと
- 形→かたち
- 何か→なにか
- 等→など
- 更に→さらに
- 何時か→いつか
- 何処か→どこか
- 何故→なぜ
- 是非→ぜひ
- な為→なため
- お勧め→おすすめ、オススメ
- 貰う→もらう
- 頂く→いただく
- 様々→さまざま
- 沢山→たくさん
こういったひらがなにしやすい漢字は積極的にひらがなにしていきましょう。そうすることで漢字の比率が下がり、読みやすい割合(30%前後)になっていくはずです。
さいごに
漢字に変換できる文字を全て漢字にすることでもない限り、記事本文の漢字の比率は30%前後に収まることが多いです。今回紹介した漢字使用率チェッカーを使って、自分の記事ではどれくらい漢字を使っているか調べて見るようにしましょう。
漢字の割合が多い場合は、なぜ漢字使用率が高くなっているか分析して修正するといいでしょう。専門用語名など難しい漢字であっても漢字を使用すべき場合は漢字使用率が自然と高くなりますが、そういうわけでもないの漢字使用率が高くなっている場合は、色々どんどんを見直すようにしましょう。