タスクマネージャーで実行中のプロセスを見てみるとarmsvc.exeというアプリケーションが実行されていることがあります。

armsvcなんてソフトウェアインストールしたことがないと思いますが、一体何のソフトウェアの自己ファイルなのでしょうか。
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armsvc.exeの正体
armsvc.exeの正体はAdobe製品を自動更新するために動作しているバックグラウンドプロセスです。
Adobe Acrobat DCなどのAdobe製品はarmsvc.exeによって自動更新されるようになっており、常に最新のバージョンのAdobe製品を使い続けることができます。
Adobe製品は数が多い上に更新頻度もそれなりに高いので手動で更新するのはとても大変です。そういった手間をなくしてくれるのがarmsvc.exeなので、見覚えがないからといって心配する必要はありません。

関連するものとしてAdobeUpdateService.exeですが、こちらもarmsvc.exeと同様にAdobe製品の自動更新に関係する実行ファイルです。
armsvc.exeを停止させても大丈夫?
Adobe製品を使わないのであれば停止させてしまって問題ありません。
armsvc.exeはWindows10を起動すると自動的に実行されるのでスタートアップに登録されているソフトウェアの一つですが、armsvcという名前では登録されていません。「Adobe Updater Startup Utility」という名前で登録されているスタートアップからarmsvc.exeが実行されています。

Adobe製品を自動更新する必要ない方はarmsvc.exeが不要なので停止してもいいでしょう。少なくともウイルスではないほか、パソコンに大きな負荷をかけるものでもないので放置しても大丈夫です。
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