ブログネタとしてとても使いやすいのが体験談です。ですが体験談ベースの記事を書くと読書感想文みたいな「~思いました。」が文末に来る文章ばかりになって、クオリティが低く感じる記事になってしまうということもあるでしょう。
そのため、クオリティが低い記事を書かないようにあえて体験談を避けている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、
- 体験談を記事にするメリット
- 体験談の書き方のコツ
の2つをメインに紹介・解説していきます。
体験談を記事にするメリット
まずは体験談を記事にするメリットを紹介します。体験談にしかないメリットがありますので、してみていきましょう
成果に繋がりやすい
体験談の記事を求めて訪れてくるユーザーというのは、「これから行動(商品の購入など)を起こそうとしているが、不安なので体験談を見て決めたい」という方たちです。
つまり、あと一歩のところで踏みとどまっている可能性が高く、そういったユーザーに自分の体験談を読ませることで購入を決心させやすくなります。
体験談記事に関係のある商品のアフィリエイトリンクを設置していたら、そのリンク経由に成果が発生する可能性が高くなるため、PV数が少なくても成果数が多いという状態を作りやすくなります。
ブログで稼ぐ事においてアクセスを増やすことも大切ですが、アクセスを増やすことはあくまで利益を増やすための手段であり、最終的なゴールはアフィリエイトなどの成果が発生することです。
このことをしっかり意識していたら、体験談の重要性がわかってくるはずです。
書ける内容がはっきりしている
体験談をネタにするよ大きなメリットですが、体験談を記事に書く場合、何をどのように経験したのかを
もしこれがネットに集めただけの情報だと頭の中にイメージしたものを軸に記事を書くことになるので、それなりに経験を積まないと内容が薄い生地ばかり量産してしまいます。
※ネットで情報を集めて記事を書く場合はお金も何もかからないですが、内容が薄くなりやすいデメリットがあるのです。
「商品名 + 体験談」で検索されやすい
体験談記事というのは「アフィリエイト 体験談」のように、何かしらの名刺と組み合わされて検索されます。
「アフィリエイト 経験談」のように「〇〇 体験談」以外のパターンで検索されることもありますが、現在のGoogleはどちらも同じ意味で解釈されているため、検索結果はどちらも同じようなものになっています。
この検索パターンの何が良いのかと言うとほぼ全ての商品・サービスで通用するキーワードということです。「アフィエイト 体験談」「占い 体験談」「熱中症 体験談」などなど。考えれば考えるほど体験談できそうなテーマ・キーワードが浮かんできます。
さらに地名はどの組み合わせることもでき、「マッサージ 東京 体験談」というキーワードも使えます。実店舗など施設に関するものであれば、「検索ユーザーが住んでいる地域の施設を利用した体験談」を求める方もいるので、地元ならではの体験談もアクセスアップに繋がりやすいです。
さらに、対象読者はかなり絞られるとしても、需要が存在するキーワードなので、ターゲットを絞り込んだ体験談を書くと検索順位もあげやすいでしょう。
そのため、体験談記事はただ書きやすいだけではなく必ずと行っていいほど需要があると言えるのです。ただただ書きたい記事を殴り書きしててもアクセスは一向に増えませんが、体験談であればSEOなどの専門知識に疎い初心者であってもアクセスを増やしやすいです。
体験談の書き方・コツ
見出しから作成する
体験談ベースに記事をかけるためスラスラなぐり書きしてても完成させやすいですが、クオリティを重視するのであれば先に見出しを作成して書く内容を整理してから執筆を始めましょう。
オススメは以下の流れです。
- 導入文
- 筆者が体験したキッカケ
- 利用してよかったところ
- 利用してみて気になったところ
- リピーターになれるか?
- お得情報
- まとめ
①筆者が体験したキッカケ
実は結構重要です。
- お金がないので安い〇〇を利用したかったから
- 評判がいいらしいので実際に使ってみた
このようなことを先に書き出していると、同じ考えを持っている人が共感しやすくなります。共感するということは「ああ、この記事を書いている人は私と同じ考えなんだな」と考えるようになり、記事を最後まで読んでもらいやすくなります。
②利用してよかったところ
いわゆるメリットです。体験談ベースですので経験して思ったことをそのまま書きましょう。良いところであれば体験したことをそのまま殴り書いても問題ありません。体験談を読みたがっている人にとっては必要かつ読み応えのある情報です。
写真を用意できるならば用意した方がいいかもしれません。写真があったほうが信憑性も上がります。
③利用してみて気になったところ
いわゆるデメリットです。デメリットですが直接デメリットと書くのやめましょう。利用して良かったところ(メリット)と違って、少しビブラートに包んで表現することで、「悪かったところもあったけどそこまで気にする問題ではない」という表現にできます。
また、意図的に悪かったところをそのまま描いてしまう方法もあります。例えば「アクセスが悪くて道に迷った・予約せずにいったら入れなかった」などです。
前者の「アクセスが悪くて道に迷った」は、その施設・お店の体験談とは少しズレていますし、「予約せずに行ったら入れなかった」は、事前に予約すれば解決する話です。
事前予約など簡単に解決できる問題点であれば、「気になったところ→解決策」の順番で書くと純粋な体験談らしい文章に仕上げやすくなります。
④リピーターになれるか?
今後も継続してお店・施設を利用できるかという話なので、1回利用したら満足・2回目以降は別に行く・経験する必要がないというテーマの体験談であれば省いても構いません。
マッサージ施設など、継続利用することが多いテーマであれば、リピーターになれるかどうかも書いておきましょう。
リピーターとして続けられるということは「実際に利用してみて良かったからぜひ続けたい」という意思表示なので、体験談としてはかなり強気のワードです。
アフィリエイト成果報酬が目的の方もいると思うので、あんまり良くなかったとしてもぜひリピートしたいと嘘をついてしまうかもしれませんがそれはやめましょう。
もしリピートするほどのものではないと言うのであれば、別でおすすめできるお店の体験談の記事リンクへ誘導してあげればいい話です。
別の体験談記事へ誘導すれば「今見てるお店よりももっと良いところがあるんだ」と興味を持ってくれる上に、直帰率が下がるのでSEO的にも一石二鳥です。
たった1記事で成果発生を狙うよりも賢いやり方ですので、関連する体験談があればそちらも記事にしておき、内部リンクで誘導してあげるといいでしょう。
⑤お得情報
もしクーポン情報などがあれば書いておくと良いでしょう。
「クーポンがあるなら一回だけお試しで利用してみよう」という考えに移る可能性があるのでアフィリエイト成果が発生しやすくなります。
特にアフィリエイトの場合は新規顧客の獲得じゃないと成果が発生しないことが多い(リピーターからの売上だと無効になりやすい)ので、初めての方を動かしやすいクーポンで成果につなげるといいでしょう。
⑥まとめ
最後にまとめの文章です。イチ推しポイントやお得情報などを完結にまとめて記事執筆完了です。ここっまで紹介した流れに沿って記事を書いていけば読了率が上がり、アフィリエイト成果も発生しやすくなるでしょう。
ほかの方の口コミを引用するのもポイント
体験談記事は全て自分の体験に基づいて書かないといけないと思うかもしれませんがそのようなルールはありません。
あえてほかの方の口コミを引用することで筆者自身の体験だけでなく第三者の純粋な感想を読者が知れるので、記事の信頼性がさらに高まるメリットがあります。
信頼性が高まるということは、記事の内容を信じてくれるということなので、アフィリエイトの成果にも繋がりやすい傾向にあります。
ですので、余裕があれば他の方の口コミを探してみて引用するいいでしょう。
テンプレート化する
体験談の記事パターンはある程度固定されやすいです。ですので、記事執筆効率を高めたり記事の流れを固定化して書きやすくするためにテンプレート化するのもいいでしょう。
1. 導入文
2.〇〇を体験したキッカケ・理由
3.〇〇を利用してよかったところ
4.〇〇を利用してみて気になったところ
5.〇〇のリピーターになれるか?
6.〇〇のお得情報
7.まとめ
このように商品名やサービス名が入るところは空白にしたテンプレートを作成することで、見出し作成の時間を短縮できます。
体験談記事をたくさん書いていきたい方は、こういったテンプレートも用意しておくといいでしょう。
さいごに
体験談のメリットはネット上ではわからないリアルな情報を書き出せるということです。体験談のようにリライトしている方も少なくないですが、経験者であれば実際に体験していてないとわからない詳細なことまで書けるので、他のサイトの記事と差別化できるうえに情報量も増やせます。
体験談は本当にどんなものでもありなので「イルカショー 体験談」「PayPay 体験談」など何でもアリです。ほぼ全てに需要があるので、かけそうな体験談はどんどん記事にしていきましょう。