Windows10を使っていると、フォルダを複数同時に開いていて、デスクトップが散らかってしまっているということはないでしょうか?
いちいち開き直すの面倒という方は、このようにたくさんフォルダを開いて他のウィンドウと重なってしまっているはずです。
ですがこれだとウィンドウだらけで非常に汚いので、見た目はもちろんのことウィンドウ同士が重なって使いづらいということも多いはずです。
そういう時はブラウザのタブのようにフォルダを開ける「QTTabBar」がおすすめです。
QTTabBarを使ってエクスプローラーを拡張すると一つのウィンドウで複数フォルダを同時に開くことができます。
QTTabBarを使えばウィンドウが散らかって他のウィンドウと重なってしまうということも少なくなります。今回はQTTabBarの導入方法や使い方を紹介します。
QTTabBarのダウンロード・インストール
まずは公式サイトからQTTabBarをダウンロードしましょう。
QTTabBar_ver_XXXX
をクリックしてダウンロードしましょう。
ダウンロードしたファイルを解凍して、QTTabBar.exe
を実行します。
セットアップウィザードが始まります.
特に変更すべき項目はひとつもないので、
を押し続けてインストールを進めてください。「インストールに成功しました」と表示されたらQTTabBarのインストールに成功しています。
一度再起動する必要があるので、一旦Windows10を再起動してください。
もう少しやるべきことがあるので、このページをブックマークするか履歴などからすぐに開けるようにしておくことをおすすめします。
Windows 10を再起動したらエクスプローラを開いてください。そのまま
をクリックします。右側の
の文字の部分をクリックします。アイコン部分をクリックしないでください。をクリックしてタブ機能を有効化します。
これでタブ機能が有効化されました。
他にも機能がありますが、むやみに使うと逆にゴチャゴチャして使いづらくなってしまいますのでタブ機能のみ有効化しておくことをおすすめします。
試しに何でもいいのでフォルダを右クリックしてください。
という項目が追加されているはずです。すると、選択したフォルダが別のタブで開かれました。
別のタブであってもウィンドウは同じなので開いたフォルダにアクセスしやすくなり、ウィンドウ整理のために使わないフォルダのタブを閉じる必要もあまりありません。
これでQTTabBarのインストール~導入完了です。
タブ機能の使い方
簡単にタブ機能の使い方を見ていきましょう。
タブを開く
タブを開く方法は大きく分けて2つです。
一つ目が右クリックメニューから開く方法です。
もう一つが、マウスの真ん中ボタンをクリックすることです。
マウスの中ボタンクリックでも新しいタブでクリックしたフォルダが開かれるため、右クリックメニューからタブを開くよりも簡単です。マウスがある場合はこちらの方法がおすすめです。
タブを閉じる
タブを閉じたい場合はタブ右端のバツボタンをクリックするだけです。
ボタンはそこそこ大きいので、間違ってクリックすることがないようにだけ注意してください。
タブを複製する
同じタブを複製したい場合は、タブを右クリックして
を選択しましょう。これで、開いているタブが複製されます。
元のフォルダを開いたまま残しておきたいときに役立つでしょう。
タブを独立させる(ウィンドウ化させる)
同時に複数フォルダ表示したい場合は、タブではなく別ウィンドウの方が都合がいいです。
そういう時はタブをドラッグして独立させましょう。
エクスプローラーの範囲外にドラッグすると自動的に独立してウィンドウ化されます。
ウィンドウを結合する
エクスプローラのウインドウが複数ある場合、をもう片方のウィンドウのタブバーにドラッグすることで結合できます。
ソフトウェアによっては強制的に別ウィンドウでエクスプローラーが開かれてしまうことがありますが、そういうときはタブをドラッグして結合すると良いでしょう。
最後に
最低限こちらで紹介した使い方さえ覚えておけば、エクスプローラーの使い勝手が格段に上がるはずです。
一度QTTabBarを使ってしまうと元のエクスプローラーではストレスが溜まる一方になるくらい便利なフリーソフトですので、ぜひ活用していきましょう。