仕事の都合などで、レシート・領収書を控えておかなければならないことが結構あると思います。そういう時にはEvernoteが役立つでしょう。
EvernoteはToDoリストや買い物リストなどのメモ・ノートを作成できるサービス・アプリですが、写真を撮影してノートに埋め込む機能が用意されています。
なにより優れているのが、カメラに写り込んでいるレシート・領収書を自動的に解析し、必要な部分だけをトリミングして保存してくれる点です。
このようにタイトルや本文欄に何のときの出費かわかるようにしておけば、いざレシートが必要になったときでも安心です。
レシートをデジタル化して保存することが認められている会社や、レシートを管理するのが面倒な個人事業主の方にはかなり重宝するでしょう。
EvernoteはPCへのインポートも自動化できる
レシートを読み取って保存するアプリは他にもたくさんありますが、Evernoteは撮影したレシートを自動でパソコンにインポートできます。
Evernoteには同一アカウントでログインしている端末間でノートを同期できる機能が用意されており、その機能を使えば自動で撮影したレシートをパソコンに保存できます。
このように、撮影したレシートを埋め込んだノートを保存して数秒~数十秒後、自動的に同期されてパソコンでも開けます(もちろん画像のみを抽出してフォルダに保存することも可能。
そのため、パソコンにフォルダを作成してレシートを全て管理している方にとって非常に便利であり、コピー機やスキャナーが必要ありません。しかも無料です。
Evernoteでレシートを撮影する方法
やり方はとても簡単です。Evernoteを使っていない方はアカウントの作り方を参考にアカウントを作成しログインしておいてください。ちなみに撮影できるのはスマホアプリ版Evernote限定です。
PCではWebカメラを持っていても撮影できないので注意してください。
まず、ノート一覧画面の下にある
の右にある矢印をタップします。をタップ
レシートをカメラで写します
カメラで写すと自動的に撮影が始まり、必要に応じてトリミングされます。この際、できるだけ明るさにムラがない状態で撮影してください。ムラがあると明るさ自動調整機能が働いて文字が白くなってしまうことがあります。
撮影するとカメラ下にチェックアイコンが表示されるのでタップしましょう。
これで撮影したレシートがインポートされました。Evernote の機能で撮影する場合は自動的にトリミングされます。あとはノートにタイトルなどを入れて保存するだけです。
事前に撮影したレシートをEvernoteに埋め込む場合は、添付アイコンをタップしたら表示されるメニューの[写真]から追加してください。
これで、Evernoteを使ってレシート・領収書を管理できます
撮影してデジタル化すれば文字が薄れることもないのでオススメ
レシートをファイルなどで挟んでそのまま保存するデメリットとして、経年劣化で文字が読めなくなってしまう可能性があるということです。
特に感熱紙の場合は文字が消えやすく、レシートが必要になった数年後に確認してみると肝心なところが読めなくなっていたということがよくあります。
領収書やレシートの保管期間は所得税法で7年と定められていますが、7年を経たずして文字が消えてしまうことがあり、レシートとして機能しなくなってしまうことが多いです、
ですが、レシートを撮影して保存しておけばそのような心配もないのでとてもおすすめです。レシートの保管で困っていた方は Evernote を使ってみてはいかがでしょうか。