パソコンやスマホを使っていて、作業をToDoリストに書き起こしたりメモを取ったりすることがよくあると思います。
そういう時メモ帳などの標準アプリ・ソフトウェアで書いている人は結構いるのではないでしょうか?
メモ帳アプリだとテキストをただただまとめることしかできない上に、機能面が乏しいのでどうしても使い勝手が悪いです。
そういう時に便利なのがEvernote。
Evernoteを使えば、
- ToDoリスト
- 備忘録
- 買い物リスト
- メモ
などなど。あらゆることを効率的に管理できます。
データはすべてクラウドに保存されるため、端末が壊れても作成したメモや ToDo リストは消えず、機種変更時もすべてのメモが引き継がれます。
早速Evernoteのアカウントを作成して利用してみたいという方は「スマホでEvernoteアカウントを無料で作成する方法を解説」を参考にしてください。
それでは、Evernoteのメリットから順番に見ていきましょう。
Evernoteのメリット
いつでもどこでもメモを作成できる
Evernoteはパソコン・スマホ両方に対応しているため、Evernoteアプリをインストールしておいたスマホがあればいつでもどこでもメモを作成できます。
非常に軽いため、通信制限中であっても快適にメモを作成できるのが特徴です。良いことを思いついたけどすぐに忘れそうというときは、 Evernote でメモを取ると良いでしょう。
ToDoリスト作成機能が用意されている
チェックボックスを使ったToDoリスト作成機能がEvernoteに用意されています。
メモ帳だとチェックボックス機能がないので、完了したタスクや購入し終えたものをリストから削除しようと思うとテキストを毎回消す必要がありますが、Evernoteならその必要はありません。
チェックボックスを使えば、各タスクを消さずに「どれが完了していてどれが未完了なのか」すぐに確認できるのでおすすめです。
テンプレート使えば見やすいメモを簡単に作成できる
Evernote にはテンプレートが用意されており、テンプレートを利用すればハイクオリティーで見やすいメモを簡単に作成できます。
これだテンプレートも無料で利用することが可能です
ほぼ無制限にメモを作成可能
Evernoteは作成するのノート数に制限がありません。ノートの容量には制限がありますが、それでも1ノートあたり最大で2500万文字(原稿用紙約6万枚分)も書き込むことができるので、よっぽどのことがない限り困ることはないでしょう。
ノートをカテゴリー・タグで分類可能
無制限にノートを作成できると言っても、どこにどのノートがあるのか分からなければ意味がありません。
そういう時のためにカテゴリーやタグで分類できるようになっています。
分類機能をうまく使えば大量のノートの中から見たいノートをすぐに見つけられるので、使いこなせられればとても便利です。
リマインダーを設定できる
リマインダーとは、指定した時間に通知する機能のことで、Evernote にもリマインダー機能が搭載されています。
作成したノートにリマインダー設定を行えば、指定した時間に通知して関係するノートを通知してくれます。
ToDoリストの期限や買い物に行く時間などを設定できるので、時間を見るのを忘れていて遅刻することがある方はリマインダー機能をフル活用するといいでしょう。
このように、Evernote には様々な機能を搭載されており使いこなすことができれば非常に便利なサービスです。また、ここまでで紹介した機能は全て無料版の Evernote で使用できる機能でもあります。
Evernote有料版と無料版の違い
Evernote の有料版と無料版が存在します。有料版の方が機能に優れているわけですが無料版でもかなり利便性が高いものとなっています。
プランは全部で三つ。有料版は通常のプレミアムプランと法人向けのビジネスプランが用意されています。
プラン | ベーシック | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
料金 | 無料 | 600円/月 | 1100円/月(1ユーザー) |
月間アップロード容量 | 60MB | 10GB | 10GB+(2GB×ユーザー数) |
ノートの上限サイズ | 25MB | 200MB | 200MB |
同期できる端末数 | 2台まで | 無制限 | 無制限 |
ノートのオフライン利用 | PCのみ | PC・スマホ | PC・スマホ |
無料版だと月間アップロード容量が60MBしかありませんが、文字数換算だと3000万~6000万文字相当なので、画像や動画ファイルなど容量の大きいファイルを大量に添付することがない限り大丈夫です。
買い物リスト・ToDoリストなどのメモを取るだけなら無料プランで十分
無料プランでは主に以下のことができます。
- テキストメモの作成
- 表などの各種フォーマットの利用
- ファイルの添付
- Web ページのクリップ(魚拓の作成)
- 音声メモ
- チェックボックスを使用したToDoリスト作成
- 画像にマーカーや昼食などを入れる
無料で使えるEvernoteの基本機能だけでも十分必要な機能が揃っているため、無料版でもあまり困ることはないでしょう。
有料版が必要なのは、以下のような使い方をする人です。
- 受信したメールをEvernoteに転送してインポート
- PDFに注釈を入れる
- 作成したメモ(ノート)のバージョン管理
- Googleドライブのファイルをリンク
- Outlookなどのメールソフトとの連携
- Slackなどのコミュニケーションツールとの連携
- 3つ以上のデバイスでEvernoteを同じアカウントで利用する
- インターネットに繋がっていないスマホでノートを閲覧・作成する
このような使い方をする方は有料版であるプレミアムプランが必要です。プレミアムプランは月額600円ですので、他のクラウドサービスと比べると安い部類に入ります。
複数人で1アカウントを管理するなら法人向けのビジネスプラン
利用する場合であればプレミアムプランの機能だけで十分ですが、複数人で1アカウントを管理するのであればビジネスプランを利用しましょう。
ビジネスプランは連携機能が強化されており、
- Salesforceなどの顧客関係管理ツールとの連携
- チーム用の作業スペース作成
- チームで支える掲示板
- アクティビティ管理
- ユーザーごとに権限設定
などが利用できます。
ですので、会社など複数人で1アカウントを利用する場合はビジネスプランを利用しましょう。
1ユーザーあたり1100円/月ですので、法人向けプランを提供しているサービスの中ではかなり安い方です。
Evernoteでタスクやメモを管理しよう
Evernote はパソコンとスマホ両方で使えるほか、それぞれのデバイスで作成したメモを同期できるためとても便利です。
自宅のパソコンでメモを作成した後、外出時にスマホで作成したメモを確認するということが可能なので、使いこなすことができればToDoリストの管理や買い物リストの作成で困ることはなくなるでしょう。
Evernoteは無料版でも十分なくらい機能が揃っているので、使ったことがない方は一度使ってみてください。