Google Chrome で開いているページのスクリーンショットを撮影して画像化できる拡張機能「Awesome ScreenShot」を紹介します。
Awesome ScreenShotの概要
- 開いているページのスクリーンショットを撮影できる
- 矢印や注釈などを入れられる
- 画面に収まりきらない縦長のページも1枚の画像にできる
Awesome ScreenShotの導入&使い方
Awesome ScreenShotは公式の Chrome ウェブストアからインストールできます。
スクリーンショットの撮り方
スクリーンショットの撮影方法は3通りあります。
- 現在表示しているタブの画面
- 現在開いているタブの全体
- 選択した範囲のみ
スクリーンショットを撮影する場合は、右上のAwesome ScreenShotアイコンをクリックして
タブに切り替えます。こちらの画面からスクリーンショットを撮影するため、覚えといてください。
表示している範囲
現在表示している範囲全体をキャプチャーしたい場合は、
を選択します。すると表示している範囲全体がそのままキャプチャーされて編集タブが開かれます。デザインが崩れることもありません。
Awesome ScreenShotの画面を開くのが面倒な場合、
+ + でも同様にキャプチャすることが可能です。ページ全体
ページ全体をキャプチャしたい場合は
をクリックします。を選択すると、スクロールしないと表示されない箇所も全てキャプチャされます。
こちらは高さが1080pxのモニターで撮影したスクリーンショットです。
モニターの高さは1080pxしかないにも関わらず高さ3730pxのスクリーンショットの撮影に成功しています。ページ全体をキャプチャーする際に重宝するでしょう。
とても便利ですが無限にスクロールできるページだと不具合を起こす可能性があるので注意しましょう。
選択範囲のみ
表示している範囲全体ではなく選択した範囲のみキャプチャする場合は、
を選択します。範囲選択できる状態に切り替わるので、キャプチャーしたい範囲をドラッグして選択します。
このようになるので、画像として保存したい場合は
をクリック。クリップボードにコピーして使用する場合は をクリックします。一度選択した範囲の端を掴んでドラッグすることで微調整も可能なので、何回か試してみてください。
画像の保存
スクリーンショット撮影後、保存する場合は右上の
をクリックします。右上のダウンロードアイコンをクリックします。
「ダウンロードの管理」に関する権限を要求されるので許可してください。許可しないとキャプチャした写真をダウンロードできません。
許可すると保存先フォルダを指定するウィンドウが表示されて保存できるようになります。
保存し終わったら画像編集画面のタブを閉じてしまって構いません。
スクリーンショットの編集
スクリーンショットを撮影すると編集画面に移りますが、この編集画面では様々な加工を行うことができます。
- 線入れ
- 矢印挿入
- クロッピング
- リサイズ
- テキスト購入
- モザイク加工
線入れ
ペンマークを選択することで、自由に線を挿入できます。
矢印挿入
矢印を挿入したい場合は
に切り替えた後、挿入箇所をクリック・ドラッグします。矢印の向きや長さはドラッグすることで調整できます。
クロッピング
保存前のスクリーンショットをクロッピングして不要な余白などを削除したい場合は、クロップアイコンをクリックします。
クロップできる画面に切り替わるので、スクリーンショットとして残したい範囲(クロップ範囲)をドラッグして指定します。
指定して
を押すとクロッピング内容が反映されますクロッピング後も矢印や線を入れたりすることが可能です。
リサイズ
スクリーンショットをリサイズすることも可能です。大きすぎる・小さすぎる場合は、リサイズアイコンをクリックして変更するようにしましょう。
テキスト挿入
注釈などを入れたい場合はテキスト挿入機能を使用します。テキスト挿入は
をクリックすると使用できます。挿入できるテキストは文字サイズだけでなくフォントも変更可能です。
挿入している最中は枠が表示されますが、挿入を完了すると点線の枠は自動的に消えてテキストだけになります。
モザイク加工
撮影したスクリーンショットに映り込んでほしくない広告などが入っていた場合は、モザイク加工することが可能です。
モザイク加工したい場合は、水のアイコンをクリックします。
モザイク加工したい範囲をドラッグします。するとこのようにモザイクがかかります。
結構強力なモザイクをかけられるため、モザイクが薄すぎてモザイクを掛けられた箇所の内容が推測されることはないでしょう。
今回は紹介しませんでしたが、Awesome ScreenShotは動画キャプチャーやGoogle Chromeとは関係ないデスクトップキャプチャーも可能です。無料で使えるとても便利な拡張機能ですので、いろいろ使って試してみてください。