リモートワークやテレワークをしている方は、会議室に全員集まって会議するのではなくSlackやSkypeなどを使ったビデオ通話でWeb会議をする方が多いかと思います。
ですが、その際いつもの会議室と同じ声の大きさで会議を行ってしまうと、問題になってしまうことがあります。
今回は、Web会議で声のボリュームに気をつけなければならない理由を見ていきましょう。
声を張らなくても全員に届く
Web会議の場合、マイクが音をしっかり拾えば全員に声が行き渡ります。そのため、会議参加者が多くても無駄に声を大きくする必要はありません。
声が届きにくかったらマイク感度の設定を上げたり、マイクブーストを有効化することで解決します。
むしろ声も大きくしすぎるとうるさいと思われるかもしれません。普段から声が大きいと言われる方は注意が必要です。
Web会議は大声でやってはいけない
会議室での会議なら、大きな声で話し合って盛り上がっても問題ないでしょう。
ですが、そうではない自宅やカフェなどでWeb会議に参加する場合はそうもいきません。
なぜWeb会議では大声を出してはいけないのか解説します。
情報漏洩に繋がる
特にWeb会議は場所を選ばないほか、電話を出る間隔で会議に参加できるので、外出中にスマホで参加するという方もいるでしょう。
そのときに、外出中であるにも関わらず外部に漏らしてはいけない機密情報を話すとどうなるでしょうか?
もちろん、周りにいる人に聞かれてしまいますよね。大声ならなおさらです。
イヤホンマイクをして外部の音がほとんど聞こえない状態になっていたとしても、周りの人たちには関係ない話ですので、話している内容が全て聞こえてしまいます。
外出中にWeb会議に参加しなければならない場面でも場所を選ぶべきですが、やむを得ない場合はせめて声のトーンを落として周りに聞かれないようにしましょう。
秘密保持契約違反になる可能性
ほとんどの会社は入社時に秘密保持契約(NDA)を結んでいるかと思います。
万が一自分の不注意で機密情報が外に漏れてしまった場合、秘密保持契約違反として罰せられる可能性があります。
知らなかった・わざとじゃなかったで済まされないのが契約ですので、絶対に外部にもれないように気をつけましょう。