USBメモリーに重要なデータを入れているけど、万が一紛失した時の怖い。そんな時に役立つのがセキュリティ機能付き USB メモリー。
セキュリティ機能付き USB メモリーを使えば、USBメモリーを盗まれたり置き忘れて無くしたとしても、データを保護できます。
テレワークやリモートワークで自宅やカフェなどで仕事することが増えた反面、USBメモリーに重要な仕事にデータを入れている方だと紛失したときが怖いので、セキュリティ機能付き USB メモリを使うべきです。
今回はそんなセキュリティ機能付き USB メモリについて、そしておすすめのUSB メモリーを紹介していきます。
セキュリティ機能付きUSBメモリーとは
セキュリティ機能付き USB メモリとは、パスコードなどでロックし、知らない人が勝手にデータにアクセスすることを防ぐことができるUSBメモリーのことです。
USBメモリーは持ち運びしやすいためデータを持ち運ぶのに非常に便利ですが、サイズが小さいため紛失しやすいことが欠点です。
紛失したUSBメモリーに機密情報など非常に重要な情報が入っていたら大変です。冷や汗どころの話ではないでしょう。
そういう時に真価を発揮するのがセキュリティ機能付き USB メモリです。あらかじめパスワードを設定してロックしておけば、 メモリの盗難・紛失の被害にあったとしてもデータ流出を防ぐことができます。
セキュリティ機能付きUSBメモリの選び方
セキュリティ機能付き USB メモリの選び方は大きく分けて二つです。
- ロック方式
- 容量
この2つさえ抑えていたらUSB メモリ選びで失敗することはありません。
ロック方式
セキュリティ機能付き USB メモリーのロック方式はパスワード認証と指紋認証の2種類があります。
それぞれメリットが異なるので見ていきましょう。
パスワード認証
USBメモリーにアクセスする際にパスワード入力を要求するタイプのUSBメモリーです。
パソコンにUSBメモリーを接続するとパスワードを要求され、正しいパスワードを入力しない限りUSBメモリー内のあらゆるデータにアクセスできません。
また、パスワード認証といっても2種類あり、USBメモリー本体にパスワードを入力するタイプとPC側でパスワード入力をするタイプの2種類があります。
USBメモリーにパスワードを入力するタイプはこのようなものです。
ちなみに、一度パスワード認証を通過したらUSBメモリーを取り外さない限りパスワード認証を求められることはありません。
フォルダやファイルを開くたびにパスワードを要求される非常に面倒な仕様ではないので、安心してください。
指紋認証
USBメモリーに指紋認証用のリーダーが搭載されており、パスワードを入力せず指紋認証でロック解除ができるタイプも存在します。
指紋認証タイプであればUSBメモリーのロックを解除するためにパスワードを入力する必要がないため、パスワード入力を盗み見られることがありません。
そのため、カフェなどでノマドワークしているときに油断してパスワード入力が盗み見られてしまうということもありません。
容量
セキュリティ機能の有無に関わらず、USBメモリを使う上で容量はとても大切です。
セキュリティ機能付きUSBメモリーは全体的に容量が少なめですので、購入する際は容量がいくらあるかチェックするようにしましょう。
おすすめのセキュリティ機能付き USB メモリー
人気と信頼性が高いおすすめのセキュリティ機能付き USB メモリーを3種類紹介します。
センチュリー パスワード入力型セキュリティUSBメモリ
一番使い勝手に優れているのがこちらのパスワード入力型セキュリティです。
USBメモリ本体にパスワードを入力できるボタンが用意されているので、パソコン・スマホ・テレビ・ゲーム機どれでも使用できます。
パソコン側で入力するUSBメモリーの場合、スマホやゲーム機など非対応デバイスでは使用できないデメリットがありますが、こちらの入力型であればその心配はありません。
パスワード入力型の中では一番おすすめです。
エレコム USBメモリ 情報漏洩対策
パソコンでしか使わないのであればこちらもおすすめです。
USBメモリーに保存してあるファイルの自動暗号化に対応しており、非常に高いセキュリティを誇っています。
セキュリティレベルが法人向け、つまり機密情報をこのUSBメモリーに入れて持ち運んで良いレベルのセキュリティですので信頼性は抜群です。
スマホやゲーム機で使えませんが、パソコンでしか使わないのであればおすすめです。
I-O DATA 指紋認証センサー付き セキュリティUSBメモリー
パスワードを入力するのは面倒、でもデータが盗まれないようにセキュリティ保護したい場合、こちらの指紋認証センサー付きUSBメモリがおすすめです。
最大で6つまで指紋を登録でき、複数ユーザーでUSBメモリーを管理することが可能です。
指紋認証だけではなくパスワード認証もできるので、お風呂上がりなどで指先が濡れていたなどの原因で認証失敗するときは、パスワード認証でロックを解除するという方法も使えます。
OSを問わない設計になっているので、Windows PCだけでなくMacやAndroid・その他ゲーム機でも使用可能です。
さらにセキュリティを高めるならセキュリティワイヤーロックもおすすめ
パスワードや指紋認証機能付きUSBメモリーだけでもセキュリティはかなり高められますが、これに加えてセキュリティワイヤーロックを利用するのもいいでしょう。
セキュリティワイヤーロックとはこのようなものです
このセキュリティワイヤーにUSBメモリーの端子を差し込んでロックすることで、ダイヤル錠を解錠するまで抜けなくなり、パソコンに差し込むことすらできなくなります。
セキュリティワイヤーロックは、USBメモリーなら何でも使えるため、セキュリティ機能を持たない USB メモリーにも有効です。
セキュリティワイヤー自体は比較的安価で購入しやすいので、気になる方は一つ使ってみましょう。
USBメモリーをロックできるソフトもオススメ
指紋認証機能やパスワードロック機能がついているUSBメモリーは、セキュリティ対策においてとても便利ではありますが、セキュリティ機能付きUSBメモリーそのものが高価であることが大きなデメリットです。
セキュリティ機能付きUSBメモリが欲しいけど、高すぎて容量が大きい物を購入できないという場合、どのようなUSBメモリーでもパスワードでロックできる「USBメモリーのセキュリティ##」というソフトウェアがおすすめです。
こちらのソフトウェアはUSBメモリーにパスワードをかけることができ、「USBメモリーのセキュリティ##」がインストールされていないパソコンでも有効です。
買い切り商品であるほか、適当に購入した安いUSBメモリーでも使用できるのでおすすめですよ。
まとめ
盗難・紛失時のデータ流出を防げるセキュリティ機能付きUSBメモリーについて、おすすめのものをいくつか紹介しました。
テレワーク・リモートワークが増えていますが、この環境の変化を悪用してUSBメモリーを盗もうとする人が現れる可能性があるので、万が一に備えてパスワード認証や指紋認証を突破しないとデータにアクセスできないセキュリティ機能付きUSBメモリーを購入しておいてくださいね。