フィッシング詐欺に引っかかったからかアカウントを乗っ取られてしまった、どうしよう…となっている方いるかと思います。
そういう時どう対処したらいいのか見ていきましょう。
アカウント乗っ取られた時の対処方法
アカウントを乗っ取られた時の対処法はいくつかあります。
どれか一つだけでなく、自分のアカウントを守るためならすべてやるべきですので、順番に見ていきましょう。
ログインできるならパスワードを変更する
不正に自分のアカウントにログインされていることがわかった後、まだアカウントにログインできる場合はすぐにパスワードを変更しましょう。
パスワードを変更すればこれ以上不正ログインできないようにさせられるので、とても有効です。
ですが、乗っ取られた後すぐにアカウントのパスワードを変えられてしまった場合はどうしようもないので、別の対処法を取る必要があります。
公式に問い合わせる
完全に乗っ取られてアクセス不能になった場合は、公式に問い合わせましょう。
例えばLINEは、公式にアカウント削除申請を行うことでアカウントを削除してもらえます。
その後1からアカウントを作って友達を登録し直す必要がありますが、乗っ取られて好き放題詐欺に悪用されるよりかは遥かにマシでしょう。
ですので、利用しているサービスに関わらず一度公式に問い合わせて乗っ取られたことを報告してください。
乗っ取られたアカウントで使ってたパスワードを使いまわしていた場合
この場合、連鎖的にほかのアカウントも乗っ取られてしまう可能性があります。
特に、全く同じメールアドレスとパスワードの組み合わせをしていた場合、関連サービスのアカウントにも不正ログインされることが少なくありません。
例えばLINEアカウントを乗っ取られた場合、TwitterやInstagramなどのSNSアカウントも乗っ取られる危険性があります。
その逆も然りです
ですので、面倒ではありますがパスワードを使い回していたのであれば、他のパスワードの変更するようにしてください。
それだけで二次被害を抑えられるはずです。
乗っ取り被害を防ぐには
乗っ取り被害は防ぐ一番の方法はこれしかありません。
突然メールやSMS(メッセージ)で、
- パスワードの変更が必要です
- キャンペーン開催中!
- 〇〇に当選しました!受付を行うには〇〇アカウントでログインしてください
といったもので心当たりが全くないものは、全ての無視するようにしましょう。
これらがまさにアカウント乗っ取りにつながるきっかけの一つであり、フィッシング詐欺サイトに誘導されてしまいます。
フィッシング詐欺サイトでアカウント情報を入力したら最後、どれだけ複雑なパスワードを設定していたとしても入力パスワードが全てバレているので、全く意味がありません。
ですので、少しでも怪しいと思ったメールはすべて無視するようにしてください。
セキュリティソフトを入れるのも有効
カスペルスキーやノートンには、フィッシング詐欺の可能性のあるサイトにアクセスしようとするとブロックしてくれるWeb保護機能が搭載されています。
そのため、セキュリティソフトを使っているとフィッシング詐欺に遭いにくくなります。
つまり、アカウントを乗っ取られる機会も大幅に少なくなるということなので、アカウントを乗っ取られる可能性も少なくなるでしょう。