使用しているパスワードが流出しているか調べる方法

どれだけ強力なパスワードを設定していたとしても、アカウントを登録しているWebサービスがハッキングにあってパスワードを含むアカウント情報が流出したら全く意味がありません。

ですが、自分が使っているアカウント情報が流出したかどうか、どうやって調べたらいいのかわからない方も多いでしょう。

そういうときに役立つのがGoogle Chromeです。パソコンユーザーのほとんどが使っているであろうGoogle Chromeですが、実はパスワードが流出したかどうかチェックする機能が用意されています。

今回はGoogle Chromeを使ってパスワードが流出していないかどうか調べる方法を見ていきましょう。

者は6年前くらいまでアクティブに使用していた16桁のパスワードが過去に使用したサービスから流出していました。

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パスワードの流出状況を調べる方法

パスワードの流出状況はGoogleのパスワードマネージャーを使うことでチェックできます。

Google Chromeを使ってWebサービスなどにログインした際、パスワードをブラウザに保存するか聞かれます。

このときにパスワードを保存するを選んだ場合、パスワードマネージャーですべて管理されています。

こんな感じですね

ここから登録しているパスワードを変更するといったことができますが、パスワードの流出状況をチェックすることも可能です。

パスワード流出状況のチェック方法

STEP
パスワードチェックアップのパスワードを確認をクリック
STEP
パスワードの確認をクリック
STEP
Googleアカウントに再ログイン

パスワードの流出状況をチェックする前に、そのチェックを本人がやっているかどうかの確認が入ります。

パスワードを入力して再ログインしましょう。

STEP
パスワードのチェック結果を確認する

しばらく待つとパスワードが流出してるかどうかの調査結果が表示されます。

この流れでパスワードの流出状況をチェックできます。この中で絶対に見逃してはいけないのが赤いビックリアイコンです。

今回私が行ったものは「不正使用されたパスワードが一件あります」とありましたが、その可能性があなたの環境でも表示されたらパスワードは今すぐに変更してください。

何かしらの要因でパスワードが確実に流出しています。

パスワード変更する方法

万が一私と同じように「不正使用されたパスワードが○件あります」と表示された場合、以下の流れに沿ってパスワードを変更しましょう。

STEP
不正使用されたパスワードが○件ありますをクリック
STEP
パスワード変更をクリック
STEP
Webサービスにログインしてパスワード変更する

パスワード変更作業自体はWebサービス側で行います。

どのページからパスワードを変更するのかわからないという場合は公式サイトのヘルプページを参照すると良いでしょう。

どこにもパスワードを使い回していない仮アカウントかつ個人情報が含まれていないのであれば無視しても構いませんが、基本的には気付き次第すぐに変更しましょう。

いつパスワードが悪用されるかわかりません。

脆弱なパスワードの変更をしておこう

不正使用はされていないものの、特定されやすいパスワードは「脆弱なパスワード」として警告されます。

私の環境では14個のパスワード情報が警告されました。

幸いにも適当に作った仮アカウントのものと、ローカル環境のみでしか使用していないパスワードしか含まれていなかったので危険性はありませんでしたが、日常的に使っているアカウントのパスワードが警告を受けていた場合は変更すると良いでしょう。

再利用されているパスワードは変更すべき?

完璧にセキュリティを高めたいのであれば変更すべきですが、正直なところ現実的ではありません。

私だとパスワードが395件も登録されているといるので、複雑で特定されにくいパスワードを395通り作成して覚えなければなりません。

無理です。

全てGoogle Chromeに保存して同期してしまえばいい話なのですが、Google Chromeが使えない環境だとパスワードうを思い出さないといけないため不便です。

その事を考えると正直現実的ではないのです。

1~3パターンほど強力なパスワードを用意しておき、それらを使い回すようにすればパスワードの特定被害に遭いにくくなりつつ覚えやすくなります。

パスワードは色んなところから流出する

  • パスワード入力画面を後ろから覗き見られる(ソーシャルエンジニアリング)
  • キーロガーを含むウイルスに感染し、盗聴したキー入力情報からパスワードを特定する
  • フィッシングメールで騙される

パスワードは利用しているWebサービスがハッキングされて流出することもありますが、それ以外にも様々な要因でパスワードは流出します。

特に上記した3つの流出要因は対策しておかないと被害に遭いやすい問題ですので注意が必要です。

と言っても対策するのは難しくなく、優秀なセキュリティソフトを一つ入れておけばいいだけです。

理想的なのは

  1. パソコンのファイルを自動的にスキャンしてくれて、
  2. フィッシング詐欺サイトへのアクセスを警告を出してくれて
  3. ウイルスの誤検知がほとんどなくて
  4. とても軽量

なセキュリティソフトです。

この四つの条件に当てはまるセキュリティソフトは、

でしょうか。この2つはなかなか優秀なセキュリティソフトで、この中のうちアバストはセキュリティ性能がとても優秀です。

幸いにも今現在セール・キャンペーン中ですので、セキュリティソフトの導入を考えている方はセールが終わらないうちに利用してみてはいかがでしょうか。

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