ページの表示速度が検索順位に影響するのは本当です Googleが発表済みです

2018年7月にスピードアップデートが実施されました。

それ以前まではページの表示速度は間接的にしか影響がなかったのですが、このアップデートによって、直接検索順位に反映するようになりました。

つまり、格安の低スペックサーバーを使っている場合など、ページの表示速度に自信がない人は注意すべきアップデートでもあります。

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スピードアップデートの概要

  • モバイル検索でのみ影響
  • ものすごく遅いとユーザーに感じさせるページだけに影響
  • 例外なく全てのページに影響する
  • ページの表示速度は影響するものの、評価の重み付けとしては検索意図の方が高い
  • スピードアップデートの影響を受けているかどうか調べる手段はない

どれくらい遅いと検索順位に影響するのかわからない

○秒以下が早いということはなく、相対評価している可能性が高い

こちらのページでモバイル表示速度を計測できるのですか、実際に分析してみると業界ごとの平均表示速度が表示されます。

ここに業界別の表示平均速度を載せておきます。

業界パフォーマンス最上位の平均速度
アート・エンターテインメント4.7秒
美容・パーソナルケア4.3秒
書籍・文学3.8秒
ビジネス・産業3.8秒
パソコン・家電用電化製品4.0秒
ディナー・ナイトライフ4.5秒
ゲーム4.0秒
健康4.0秒
財務4.0秒
趣味・レジャー4.2秒
家庭・園芸3.9秒
インターネット・通信事業4.1秒
仕事・教育4.3秒
法律・行政3.7秒
ニュース・メディア・出版物4.1秒
オンラインコミュニティ4.3秒
人々・社会4.1秒
ペット・動物3.8秒
不動産4.5秒
資料4.1秒
科学3.8秒
ショッピング4.5秒
スポーツ・フィットネス4.3秒
旅行・観光産業4.4秒
乗り物4.1秒

おそらく平均表示速度から大きく離れていると、モバイル検索結果において検索順位が下落する可能性があります。

Google ではこのようにモバイルでのページ表示速度を検索できるのですが、ここで業界別の平均速度を知ることができます。

このページ表示速度チェックは相当厳しいので、大丈夫と思っていたら実は6~7秒となることもよくあります。

試しに当サイト(acceliv.com)を計測してみたところ、評価は[高速]、平均速度は1.4秒と高水準なスコアを叩き出しました。

実際に計測して8秒を超えた場合は検索順位が低下する可能性あり

スピードアップデートが影響するのかどうか調べる手段がないと Google は公言していますが、モバイルでの表示速度分析結果を見ると、8秒以上のサイトには「要改善」ということになっています。

つまり、このラインを超えるとほぼ確実にスピードアップデートの影響を受ける可能性があるということです。

その場合は各自で最適化するか、今使っているサーバーよりもいいサーバーに乗り換えて対策するようにしましょう。

今の時代はモバイルからの検索が8割と言われてるので、ページビューを増やすには必須ですよ。

参考程度に私が現在使用しているレンタルサーバーはエックスサーバーです。管理画面も超快適です。

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ページの表示速度が間接的に検索順位に影響する理由

冒頭で以前からページの表示速度が検索順位で間接的に影響するという話を少しだけしました。

なぜそうなるのかと言うと、直帰率です。

ページの表示速度が1秒から3秒になると、直帰率が32%上昇し、1秒から5秒になると、1秒のときと比べて90%直帰率が上昇します。

これの何がまずいと言うと、検索結果でクリックされて開かれたものの全く読まれなかったということで、「読む価値のないページである」とGoogle が評価してしまい、検索順位が低下してしまうのです。

ですので、スピードアップデート以前にページの表示速度はとても重要だということです。

ですのでサイトの記事の質だけにこだわらず、ページ表示速度といったシステム周りの質も高めるようにしましょう。

今は専門知識がなくても、エックスサーバーやConoHa WINGなどのハイスペックサーバーを使えば大概のことは解決しますので、便利な時代です。

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