Minecraft は、自分たちでサーバーを立ててマルチプレイをすることが可能です。
Minecraft公式が用意しているRealms Plusを利用すればサーバー知識不要でサーバーを簡単に立てられるのですが、Realmsならではのデメリットも存在します。
だからとって自分たちでサーバーを立ち上げるにもネットワークやサーバーの知識・スキルを要求されるため、簡単にできる話ではありません。
そういった背景もあり、サーバーやネットワーク知識がほとんどない初心者の方でも簡単にMinecraft サーバーを立ち上げるVPSが多数登場しています。
そこで今回は、初心者でも簡単にMinecraft サーバーを立ち上げられるおすすめのVPSをいくつか紹介していきます。
Minecraft Realmsのデメリット
自分たちでサーバーを立ち上げることなくマルチプレイができるMinecraft Realmsですが、Minecraft Realmsならではのデメリットがいくつか存在します。
最大10人しか同時接続できない
Realmsは手軽でマルチプレイができるのですが、残念ながら最大10人でしか同時接続できません。
そのため、入れ替わりで遊ぶのであれば11人以上でも遊ぶことが可能ですが、同時に11人以上で遊ぶとなるとRealmsを使うことはできません。
自分たちで用意したサーバーであれば、サーバースペースが許す限り10人以上どころか100人同時に接続して遊ぶことも可能です。
MOD非対応
Minecraft Realmsは純正のMinecraftサーバーであるため、MODを使ったサーバーのカスタマイズができません。
そのため、MODを入れて楽しむ前提の方にとって、どれだけ価格が安くてもRealmsは選択肢にすら入らないでしょう。
サーバー設定のカスタマイズできない
自分たちで立ち上げた Minecraft サーバーであれば、ドメインの設定やサーバープロファイルを細かく設定できる(飛行許可やシード値の変更など)のですが、Minecraft Realmsではそういったサーバー設定を行うことができません。
そのため、やりたいことがあったけどサーバー設定をいじれずに諦めざるを得ない状況も少なくありません。
バージョンを選択できない
Minecraft Realmsは常に最新バージョンのMinecraftを利用することになります。
そのため、意図的に古いバージョンで遊びたくてもできない仕様です。ブロックが変わるのは困るから古いバージョンで遊びたい場合は、Realmsを使わずにマルチプレイを行う、すなわち自分たちでサーバーを立ち上げる必要があります。
素人がMinecraftサーバーを立ち上げるのは難しい
IT系の勉強をしている方ならまだしも、IT系知識がない人にとってMinecraft サーバー立ち上げは非常に難しいです。
- サーバーの用意・設定
- ポート開放などのサーバー側のネットワーク設定
- IPアドレスの共有
などなど。この中で特に大変なのが①と②です。
基本的にMinecraft サーバーの立ち上げはUbuntuなどのLinux OSを使い、SSH接続で真っ暗な画面でコマンド操作しておくことが一般的です
正直な話、初心者の方はこの画面を見ただけでもダメそうと思うでしょう。
今まではこういう真っ黒な画面でサーバー設定を行うことが普通でした。
ですが、現在はこのような真っ黒な画面で一切操作することなくサーバーを立ち上げられるVPSが提供されており、コントロールパネルからマウスで操作していくだけで知識ゼロでサーバーを立ち上げられるレンタルサーバーサービスが登場しています。
もちろん、MODを導入することも可能です。MOD導入はどうしてもサーバー周りの知識が少し必要になってきますが、サーバーを一から立ち上げることに比べると難易度は圧倒的に低いです。
悩まされるとしたら、MODの相性で不具合が起きることぐらいでしょう(シングルプレイでもよくあることです)。
Minecraftサーバー立ち上げにおすすめのVPS
ConoHa VPS for Minecraft
ConoHa VPSはサーバー申込時にプリインストールするアプリケーションにMinecraftを選択することで、Minecraft サーバー立ち上げに必要な初期設定を全て自動で行ってくれるレンタルサーバー(VPS)です。
もちろんアドオンやMODをインストールできるほか、サーバーのスペックアップもプラン変更だけで行えるので、MODを入れすぎてスペック不足感があるときや人数が増えて重たくなったときでも安心です。
さくらのVPS – Minecraft
レンタルサーバーで有名なさくらが提供しているさくらのVPSも簡単に Minecraft サーバーを立ち上げられるゲーミングスクリプトが用意されています。
サーバーコントロールパネルからレンタルしたサーバーにOSをインストールする際、スタートアップスクリプト「Minecraft サーバー」を選択することで、 サーバーの運営に必要なソフトウェアのインストールからサーバー初期設定まですべて自動で行なってくれます。
あとはそのまま遊ぶなり、サーバーを弄ってMODを導入するなど好きなように楽しめます。
一番オススメはConoHa VPS
一番のおすすめはConoHa VPSです。
サーバーコントロールパネルが非常に使いやすく、なおかつ料金の安いのでMinecraft サーバーの運営に最適です。
サーバーコントロールパネルからMinecraftサーバーのイメージを選択したあと、案内に従って進めていくだけで、自動的にMinecraft サーバーを立ち上げてくれます。
そのため、Minecraft サーバーの立ち上げに必要なソフトウェアのインストールやネットワーク設定など一切行うことなく、サーバーが完成します。
Java版・統合版の両方に対応
Minecraftは、統合版とJava版の二種類がありますが、どちらのMinecraftを使ってもサーバーを立ち上げることが可能です。
MODを導入したい場合はJava版か統合版かしっかり確認するようにしましょう。
Java版では統合版アドオンを使えず、統合版ではJava版のMODを導入できません。
MODの導入予定がある場合は、どちらのMODを入れる予定があるのかちゃんと確認しておきましょう。
人数が増えてきても安心
ConoHa VPSはサーバーの乗り換えを行うことなく契約するプランを変更でき、サーバーを引っ越す必要がありません。
その反対にプランのダウングレードもいつでも可能なので、遊ぶ人が減ってきたときはプランを下げて節約することが可能です。
最低利用期間と初期費用がない
基本的にレンタルサーバーというのは契約時に初期費用を支払います。ですが、ConoHa VPSは初期費用無料であり、なおかつ1時間単位で利用した分しか料金が発生しません。
例えば4時間だけやってみたけどイマイチという場合、4時間で解約したら4時間分の料金しかかかりません。
1GBプランだと4時間遊んで6円です。安すぎて消費税もかからないレベルです。
最後に
Minecraftサーバーを簡単に立ち上げられるVPSは多数存在しますが、その中でもダントツで使い勝手がいいのがConoHa VPSです。
Minecraftサーバー立ち上げの初期設定を丸ごと自動化できるので、サーバーまわりの知識がある方にもオススメです。
柔軟ないカスタマイズできるスキルを持っているなら、初期設定済みのMinecraftサーバーをあとからカスタマイズしたほうが効率的ですし、初期設定の段階で失敗してしまうこともないでしょう。
Minecraftサーバーを自分たちで立ち上げる方にはConoHa VPSがかなりおすすめですので使ってみてくださいね。