プログラマの道を進むためにJavaScriptの勉強を始めたけど、全然理解できなくて挫折しそう…そういう方も多いはずです。
JavaScriptは他のプログラミング言語より簡単と言われることが多いですが、あくまでほかのプログラミング言語と比較したらの話です。
プログラミング未経験からしたら難しいものは難しいしわからない。JavaScriptは簡単と言われすぎているせいで、JavaScriptから始めてみたけど想定していたよりも難しくて「自分はプログラマ向いていないのかな?」と不安になってしまう方が多いほどです。
そこで、JavaScriptの習得は諦めてしまいそうなくらいな人でも読み進められる超初心者向けの入門書を紹介します。
JavaScript入門書を選ぶ注意点
JavaScriptだけの入門書を選ぶこと
JavaScriptの入門書といってもたくさん種類があり、その中には「JavaScriptの基礎がわかっている方向けの入門書」が存在します。
例えばこれですね。
この入門書はjavaScriptで使うVue.jsに関する入門書であり、プログラミング完全未経験者向けのJavaScript入門書ではありません。
これを間違えると全く役に立たない入門書を購入してしまうので注意が必要です。
リファレンス・デザインブックは避ける
サンプルコードが大量に用意されたリファレンスやデザインブックも出版されています。
色んな処理のプログラムを知ることができるのでとても便利なのですか、プログラミングの基礎を知っている前提で紹介されていることがほとんどであり、一から勉強する用としてはあまり向いていません。
JavaScriptリファレンスは「JavaScriptの基礎を分かっている方向け」となっているので注意しましょう。
オライリー・ジャパンの書籍は選ばない
プログラミング書籍を出版してる出版社として有名なオライリージャパンがあります。
非常に内容が濃く読み応えがあるのですが、文字量やページ数が圧倒的に多くて読み疲れやすく、そのまま挫折してしまうことが多いです。
いわゆる「プログラミング経験者のための参考書」が多いため、たとえ入門書であっても出版元オライリージャパンだった場合はやめといたほうがいいでしょう
JavaScriptで言うと下記のような入門書があります。
ですが、JavaScriptをある程度知っている前提で使うNode.jsなどが登場する上に画像を使った解説もほとんどないので、多くの初心者が挫折してしまうでしょう。どちらかというと「ほかのプログラミング言語の経験がある方向けの入門書」です。
ですので、プログラミング初心者はオライリージャパンの書籍は避けた方が良いでしょう。
人気の超初心者向けJavaScript入門書
ここからは、JavaScript入門書を選ぶ上での注意点を押さえた上でおすすめのJavaScript入門書を紹介していきます。
スラスラ読める JavaScriptふりがなプログラミング
プログラミングの参考書はサンプルコードをベースに解説してくれている事が多く、一度でも見方が分かればとっつきやすいです。
ですが、見方が全然わからないという方にとってはかなり厳しいです。そんな超初心者でも安心なのがこちらの一冊。
- 掲載されているサンプルコードはほとんどが10行以下
- 何をやっているのか一行ずつ日本語で解説してくれている
上記2点の特徴があるため、サンプルコードだけではちんぷんかんぷんという方に最適です。
本当によくわかるJavaScriptの教科書 はじめての人も、挫折した人も、基礎力が必ず身に付く
JavaScript プログラミングに関して超初心者向けに解説してくれています。何より頼もしいのが、すでに挫折を味わっている人も対象にしている一冊ですので、挫折しやすいポイントもしっかり押さえてくれています。
JavaScriptを使いこなすためには基礎を身につけることが必須ですので、急がば回れの精神で少しずつ習得していきましょう。
よくわかるJavaScript
言語を問わず、プログラミング経験者からするとびっくりするぐらい簡単な内容の入門書です。簡単すぎるということは未経験者でも理解しやすいということでもあり、JavaScriptで挫折した・挫折を味わいそうになっているという方でも安心です。
おすすめはスラスラ読めるシリーズ
一番いオススメなのは、最初に紹介した「スラスラ読める JavaScriptふりがなプログラミング」でしょう。
スラスラ読めるシリーズは様々なプログラミング言語の入門書も出版されていて、このシリーズの本の特徴を知っていたらJavaScript以外のプログラミング言語の勉強でも役立ちます(解説の流れや本のレイアウトがほとんど同じであるため)。
Web系プログラミング言語でJavaScriptと一緒に使われることも多いPHPやRubyのスラスラ読めるシリーズもあるので、将来ほかのプログラミング言語の勉強する事も考えると、かなり重宝するでしょう。
あえて他のプログラミング言語に手を出してみるのもアリ
スランプに陥っていた場合、気分転換がてらに他のプログラミング言語を少し触ってみるのも一つの手です。
言語が変わってもプログラミングの基礎はそのまま役立つので、JavaScriptの勉強で思った以上にプログラミングの基礎知識が身に付いていたことを実感できることもあります。
といっても初心者にとって難易度が高いもの(C言語など)はおすすめしません。新しく触るなら下記のプログラミング言語がいいでしょう。
- Ruby
- Python
もちろんJavaScriptとは書き方が違うので、簡単な入門書ぐらいは用意するのがおすすめです。