クッキークリッカーなどのブラウザで遊べるタッチゲームを開発したいという方も多いでしょう。ですが、いざタッチゲームを作ろうと思うとやり方がわからない方も多いでしょう。
この記事を読んでいる方は、プログラミング初心者・もしくは一度もプログラミングをしたことがない方だと思うので、どういった知識が必要でどの参考書を読めば良いのか紹介・解説していきます。
タッチゲームの開発ではどんなスキルが必要?
JavaScriptの基礎
タッチゲームは最低限以下の知識さえあれば開発できます。
- 変数の使い方
- setinterval関数の使い方
- クリックイベントの作り方
最低限これらを知っておけば実装できますが、これから開発ゲームの開発方法を学ぶのであれば「変数の使い方」さえ知っておけば十分です。残りの不足している知識はブラウザゲーム開発の入門書で補えます。
jQuery
必須ではありませんが、使えるとソースコードがシンプルになり、プログラミング効率が上がります。
特にidやclassなどセレクタでの指定はjQueryが使えると非常に便利ですので、覚えておくとタッチゲーム開発でも応用できます。
JavaScriptで動くブラウザタッチゲーム開発の勉強に役立つ参考書
プログラミング経験が豊富であればインターネットで検索して見つけた情報だけで開発できると思いますが、結構時間がかかりますのでわりと時間を無駄にしがちです。
そこで、ブラウザゲーム開発の基礎をまんべんなく学べる参考書をいくつか紹介します
ゲームで学ぶJavaScript入門 HTML5&CSSも身につく!

JavaScriptでタッチゲームを作る場合、JavaScriptだけでなくHTML・CSSも合わせて使っているのが普通です。
そのため、ゲーム開発で有用なHTMLタグやCSSを知っておくとさらに便利なので、最新の HTMLHTMLとCSSを同時に学べる参考書を選ぶと、応用テクニックを習得しやすいのでおすすめです。
プログラミングは様々な知識を応用してなんぼの世界です。

ゲームを作りながら楽しく学べるHTML5+CSS+JavaScriptプログラミング[改訂版] (Future Coders(NextPublishing))

こちらもHTML5とCSSを一緒に学ぶことができるブラウザゲーム開発をテーマとした入門書です。
最初に紹介した「ゲームで学ぶJavaScript入門 HTML5&CSSも身につく!」と今紹介している「ゲームを作りながら楽しく学べるHTML5+CSS+JavaScriptプログラミング」のどちらかさえ持っておけば、タップゲームを開発するスキルは確実に身につきます。
- 「ゲームで学ぶJavaScript入門 HTML5&CSSも身につく!」はKindle Unlimited加入者なら無料
- 「ゲームを作りながら楽しく学べるHTML5+CSS+JavaScriptプログラミング」はKindle Unlimited非対応だけどKindle版の価格が安い
という値段関係の特徴もあるので、好きな方を選ぶと良いでしょう。ちなみにKindle Unlimitedは初加入なら30日間無料で使えます。

基本図形で初歩から学ぶ HTML5 Canvasプログラミング集中レッスン

タッチゲームを含むブラウザゲームはHTML5のCanvasを使うことが一般的です。
タップゲームで有名なクッキークリッカーもグラフィック描画部分の要所要所でCanvasが使われています。

ハイクオリティなブラウザゲームを作るためにはCanvasタグを使いこなすことが必要不可欠ともいえるので、ブラウザゲーム開発スキルをもっと磨きたいという場合は、こちらのHTML5 Canvas特化のこちらの一冊を持っておくといいでしょう。
ただし、なにか一つゲームを完成させる入門書ではないので、ブラウザゲーム開発の流れも身につけたい場合は、ほかの書籍とセットで購入しましょう。
元々ゲーム開発のスキルがある人でもない限り、この書籍だけでゲーム開発の基本をまんべんなく学ぶことができないので注意しましょう。

おすすめは「ゲームで学ぶJavaScript入門 HTML5&CSSも身につく!」

一番のおすすめは「ゲームで学ぶJavaScript入門 HTML5&CSSも身につく!」でしょう。
ブラウザゲームはパソコンでもスマホでも遊ぶことができますが、あらゆるデバイスをサポートするのであれば、パソコンでもスマホでも同じように動作するように開発しなければならないということでもあります。
いわゆるレスポンシブ対応が必要なわけですが、レスポンシブ対応は知識なしだとかなり難しいです。
ですが「ゲームで学ぶJavaScript入門 HTML5&CSSも身につく!」はPC・iPhone・Androidどれでも試せるゲームを開発できるので、タッチゲーム開発などブラウザゲーム開発を頑張りたい方におすすめです。

Unityを使うのもあり
Unityとは、個人なら無料で使えるハイクオリティな3Dゲームエンジンです。3Dグラフィックスに関する深いスキルがなくても3Dゲームを開発できるほか、ブラウザゲームの開発にも対応しています。

実際にゲーム画面をリアルタイムでプレビューしながら開発できるので、数値の微調整もやりやすく、直感的に開発を進められます。
ほかにもUnreal Engineなどゲームエンジンが存在しますが、2Dに強くて初心者でも扱いやすいのがUnityですので、興味がある方は少し挑戦してみるのも良いでしょう。
