ドコモが提供しているウイルススキャンアプリ「あんしんスキャン」。
Android・iPhone問わず使えるセキュリティアプリですが、非常にセキュリティが高くてセキュリティアプリが不要と言われているiPhoneで使うメリットはあるのでしょうか?
iPhoneなら「あんしんスキャン」を利用するメリットは少ない
AndroidはOSの構造上iPhoneと比べてセキュリティが低いですが、iPhoneはサンドボックスなどのセキュリティを高める技術を採用しているため、セキュリティアプリが不要といわれるぐらいセキュリティ性能が高いです。
これはドコモが提供するセキュリティアプリ「あんしんスキャン」にも言えることで、AndroidならまだしもiPhoneで利用するメリットはあまりありません。
さらに、「あんしんスキャン」は無料アプリではなく月額350円の有料アプリなのでなおさらメリットが少ないでしょう。
「あんしんスキャン」を利用したほうが良いケース
、「あんしんスキャン」はiPhoneではあまり役に立たないかもしれません。ですが、いくつか特殊な使い方をする方であればiPhoneでもあんしんスキャンアプリが役立つケースがあります。
- App Store以外からアプリをインストールしている
- 無料の公共Wi-Fiを使用している
App Store以外からアプリをインストールしている
App StoreはApple公式のアプリストアです。普段アプリをインストールする際に使うストアというと分かるでしょうか。
基本的にはApp Storeからアプリをインストールするのですが、実はApp Store以外からもアプリをインストールすることが可能です。
ですが、そういったアプリはAppleの審査落ちていないためウイルスが混入している可能性があり危険性があります。
ですので、そういう場合は「あんしんスキャン」をインストールしてウイルス対策をした方がいいかもしれません。
すべてのアプリを公式App Storeからインストールしている場合は非常に厳重なAppleの審査に通過したアプリしかインストールしていないことになるので、「あんしんスキャン」を利用する必要はありません。
無料の公共Wi-Fiを使用している
「あんしんスキャン」にはWi-Fiチェック機能があります。
ショッピングモールや飲食店などに設置されているフリーWi-Fiスポットですが、実は通信内容を盗聴されたりフィッシングサイトに誘導されるなどのリスクがあることを知っていますか?
無料で利用できる上に通信制限を気にする必要がないので喜んで使う人も多いでしょう。
ですが、悪意あるハッカーがそのWi-Fiになりすまし、または盗聴していると大事な情報が盗まれてしまう可能性があります。
そういった危険なWi-Fiを接続前に警告してくれる機能が「あんしんスキャン」に用意されています。
ですので、外出時に無料の公共Wi-Fiを利用する方はあんしんスキャンを利用した方がいいかもしれません。