ドコモでAndroidを購入すると、「あんしんネットセキュリティ」オプションに加入するかどうか聞かれることがあります。
初めてあんしんネットセキュリティオプションを利用する場合、最初の31日間は無料ですが、その後は月額200円かかる有料オプションです。
ドコモの「あんしんネットセキュリティ」はどんな機能がある?
あんしんネットセキュリティオプションはドコモが用意するセキュリティオプションは、以下の6つの機能を用意しています。
- 危険サイト対策
- プライバシーチェック
- wi-fi スポットチェック
- データ保管 BOX ウイルススキャン
- 迷惑メール対策
- 迷惑電話対策
危険サイト対策
インターネットで検索して見つかるサイトは、稀にハッキングされてウイルスが仕込まれていることがあります。
そういうとき、何も知らずにサイトにアクセスしてしまうとウイルスに感染してしまう可能性があるのですが、そういった危険から守るための危険サイト対策機能が付いています。
サイトに接続する直前に警告してくれるため、ウイルス感染被害を減らすことができるでしょう。
ウイルス対策
Android端末本体・挿入しているMicroSDカードにウイルスや不審なプログラムがないかどうかチェックし、問題が見つかったら教えてくれる機能です。
Wi-Fiスポットチェック
とても便利なフリーWi-Fiにはものすごい危険が潜んでいます。
Wi-Fiスポットなりすましによるフィッシング詐欺や、通信内容を盗聴される可能性のあるWi-Fiを事前に教えて警告してくれる機能です。
公共Wi-Fiを使う方にとっては頼もしい機能のひとつです。
データ保管BOXのウイルススキャン
ドコモが提供するオンラインストレージ「データ保管 BOX」にウイルスなど危険なプログラムがないかどうか自動的にチェックしてくれる機能です。
万が一ウイルスが混入していると、共有などで意図せず拡散してしまうので、ウイルス被害を減らすためにも大活躍します。
迷惑メール対策
一度メールアドレスが流出すると、何度も迷惑メールが来ることになります。
そういった迷惑メールから守ってくれる機能が安心ネットセキュリティに用意されています。
かなり厳しい設定にすれば、電話帳に追加したメールアドレスしか受け付けないようにする(電話帳に追加していないアドレスからのメールは全て迷惑メール扱いにする)こともできるので、利便性が高いです。
迷惑電話対策
通話料詐取による電話や全く興味のない勧誘電話などの迷惑電話を繰り返し行っている電話から着信があった場合、自動的に警告してくれる機能です。
着信時だけでなく発信しようとした際も迷惑電話で使われている電話番号が警告してくれるため、不要な電話はすべて無視するといったことができます。
不要な通話料金を増やさないというメリットもあるので、なかなか嬉しい機能ともいえるでしょう。
何もセキュリティアプリを入れていないなら利用したほうがマシ
Androidは仕組み上iPhoneよりはセキュリティ性能が低いです。
アプリをダウンロードできるGoogle Playストアにも極稀にウイルスアプリが混入していることがあり、そういった危険から身を守るためには使えるセキュリティアプリを入れとかなければなりません。
ほかにもフィッシングメール被害のリスクもあるでしょう。
もし、何もセキュリティアプリを入れていないのであれば、安心サポートに加入してもいいかもしれません。
ドコモはベテランのセキュリティ企業というわけではないですが、一定のセキュリティは確保してくれます。
- 危険サイト対策
- ウイルス対策
- Wi-Fiスポットチェック
- データ保管BOXのウイルススキャン
- 迷惑メール対策
- 迷惑電話対策
こういった対策を何もしていないのであれば、ドコモのあんしんネットセキュリティに加入してもいいでしょう。
月額200円ですので大きな負担にはならないはずです。
本格的なセキュリティアプリでしっかり対策したいという場合はあんしんオプションを利用せず、きちんとしたセキュリティ利用の有料セキュリティアプリを利用するようにしましょう。
無料セキュリティアプリは頼りないほか、個人情報を匿名化して売買している可能性があるので非推奨です。