有名なウイルスの一種であるトロイの木馬。
いつものようにインターネットで調べごとをしていると、急に「トロイの木馬が検出されました」というページが表示されることがあります。
例えばこういうやつですね。
こういう風にあたかもウイルスに感染しているかのようなページは、強引にソフトウェアをインストールさせたり、不安を煽って個人情報を入力させて情報を盗もうとしたりします。つまり詐欺です。
もしこういうページでクレジットカード情報やアカウント情報などを入力したら最後、悪用されておしまいです。
偽の詐欺ページの特徴
サイトの URL がおかしい
例えばAmazonの公式サイトの URL は「amazon.co.jp」から始まります。
しかし、偽サイトは「anazon.com」だったり、そもそも全然違う「12d3drvt4.cloudfront.com」みたいに、正しい URLになっていません。
時間制限をつけられる
「24時間以内にトロイの木馬を除去しないと助からない」というような根拠のない時間制限をつけられることがあります。
この時間制限は焦らせて冷静な判断をさせないための策ですので、騙されないようにしましょう。
とりあえず真っ赤っ赤なページ
赤くすれば不安を煽られるだろうという考えだと思いますが、こういう類の詐欺ページはとりあえず赤いです。
「赤=詐欺」ではないですが、不自然なまでに赤すぎる警告ページはあまり見ないようにしましょう。
日本語がおかしい
詐欺ページの中には日本語がおかしいページが多いです。例えば
「あなたは深刻なダメージ受けています。ディープスキャンはすぐお手伝いします」
みたいな感じです。
これらの特徴に心当たりがあるページにアクセスしてしまった場合はすぐにブラウザバックしましょう。
インストールしているセキュリティソフトからの通知は信用してOK
アバストなどの信頼できるセキュリティソフトはインストールしていると、こんな感じで通知がきて、アクセスしようとしたページへのアクセスが拒否されることがあります。
こういうインストールしてるセキリティソフトがアクセスブロックなどを行う行為は、トロイの木馬などのウイルスの感染を防ぐ働きをしているので信用して大丈夫です。
ただし、インストールしていないセキュリティソフトから通知が来た場合は詐欺の危険性しかないので、無視してそのページを閉じるようにしてください。
トロイの木馬検知できるセキュリティソフト
私は現在アバストインターネットセキュリティを使っています。マカフィーは重いし、ノートンには消されたら困るファイルを誤検知で消されたことがあるので、それ以降はずっとアバストです。
ウイルスバスターは何かと評判が悪いので使わない方がいいでしょう。