Windowsソフト開発やUnity(ゲームエンジンの一つ)でのプログラミングに使われるC#。
C#の需要は徐々に増加しており、「TIOBE Index」によるとプログラミング言語人気ランキング5位に位置しています(1位はPython)。
C#は基礎文法を学ぶだけであれば難易度が低く開発環境も優れたものが用意されているため、初心者向けの言語でもあります。
そこで今回は、C#の勉強をするためには何をしたらいいのか紹介していきます。
C#プログラミングができるようになるメリット
Windowsアプリケーションを開発できる
最新のWindowsアプリケーションの多くがC#で開発されています。元々C#はマイクロソフトが開発したプログラミング言語であるため、Windowsにおいてかなり使いやすく作られているのです。
本来であれは難易度が高いネットワーク通信関係も、簡単にプログラミングできるようにしたライブラリ・パッケージが用意されており、初心者でも高度なプログラミングをすることが可能です。
Unityでゲーム開発ができる
Unityは世界中で使われている人気のゲームエンジンで、プログラミング言語はC#が採用されています。
そのため、C#の知識・技術があるとUnityでのゲームプログラミングもでき、ゲームプログラマーとしても活躍することが可能です。
UnityはPCゲームだけでなく、
- スマートフォン
- ニンテンドースイッチ
- PS4
- XBox
- VRゲーム
- MRアプリケーション
などなど。あらゆるデバイスの開発で使えるため、近年需要と注目が高まっています。
将来のことを考えるとC#を身につけることはとても価値のあることと言えるでしょう。
VR開発需要が高い
直前の「Unityでゲーム開発ができる」で少しだけ触れましたが、UnityではVRゲーム・アプリケーションを開発できます。
最近はVRに関して非常に注目が集まっていますが、そのVRアプリケーションの開発に使われることが多いのがUnityです。そのUnityはC#プログラミングスキルを必要とするので、C#プログラミングスキルを持っているとVR開発にも挑戦できるのです。
おすすめのC#勉強方法
書籍を使って勉強する
![](https://acceliv.com/wp-content/uploads/2020/12/41P1thW1nNL.jpg)
一番無難な方法です。C#は有名な言語なのでたくさん入門書が出版されています。ゆっくり時間をかけてコツコツ学んでいきたい方は入門書を使って勉強するのが一番でしょう。
![](https://acceliv.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
オンラインスクールを使って勉強する
人に教えてもらった方が理解するのが早いという場合はオンラインスクールを利用するといいでしょう。専門学校に通う方法もありますが、そちらはかなりの時間(2~4年)と数百万円規模のお金がかかってしまうほか、そもそもC#がカリキュラム含まれているか分かりません。
ですので誰かに教えてもらいながら学ぶオンラインスクールを使いましょう。
上記オンラインスクールでC#が学べるコースは「Unityコース」です。C#を実用しながら学べるので将来の就職活動時や転職図にも十分役立てるスキルを習得可能です。
オンラインスクールであれば何から学んでいけばいいのかについて、専門講師の方に直接教えてもらえるほか、人に教えてもらえるぶん参考書を使った勉強と違って挫折しづらいのでおすすめです。
おすすめは書籍を使った勉強
おすすめは入門書などの書籍を使った勉強です。オンラインスクールは人に教えてもらえるメリットはありますが、ほとんどが10万円以上かかるので決して安くはありません。
それに対して入門書などの参考書であれば一冊辺り数千円なので手を出しやすいです。
プログラミング未経験者の方なら「挫折したらどうしよう。合わなかったらどうしよう」という不安もあると思いますので、万が一失敗した時の事を考えると書籍を使った勉強の方がダメージが少ないでしょう。
おすすめのC#入門書
1週間でC#の基礎が学べる本
![](https://acceliv.com/wp-content/uploads/2020/12/41P1thW1nNL.jpg)
サクッとC#の基本を学びたいのであればこちらが一番です。1週間でプログラミングしながら読み切れる内容になっているので、ボリュームがちょうど良く、基礎を学ぶ上で必要な情報だけに絞って解説してくれています。
書籍サイズもA5判なのでテーブル・デスクに置きやすく、勉強しやすいでしょう。
Kindle Unlimited対応書籍なので、Kindle Unlimitedの会員の方なら無料で読めます(新規加入なら30日間無料で読めます)
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独習C# 新版
![](https://acceliv.com/wp-content/uploads/2020/12/513jU8XGEoL.jpg)
独学で勉強することを前提に執筆されたC#プログラミング入門書です。独学でプログラミングを勉強する方にとても人気のある参考書で、独学でC#基礎文法から順番に学んでいきたい方にもオススメです。
Kindle版もありますので、パソコンでKindleを使えば書籍内のプログラムのコピーも簡単です。知らないうちにタイプミスをしていてプログラムが動かないというときはコピーペーストで試すと上手くいきやすいでしょう。
作って覚える Visual C# 2019 デスクトップアプリ入門
![](https://acceliv.com/wp-content/uploads/2020/12/51zraIREeRL._SX385_BO1204203200_.jpg)
書籍タイトルに「Visual C#」とありますが普通のC#と思ってもらって構いません。
実際にWindowsデスクトップアプリケーションを開発しながらC#の基礎を学べるので、実践しながら体で覚えるのが好き・得意という方におすすめです。
![](https://acceliv.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
おすすめは「1週間でC#の基礎が学べる本」
C#プログラミングを一から学ぶのであれば「1週間でC#の基礎が学べる本」でしょう。プログラミングで挫折しやすい理由の一つとして、最初に学ばなければならないことが多すぎるということです。
その関係で入門書のページ数が多くなりやすく、読み切る前に飽きる・挫折するといったことがよくあります。
ですが、「1週間でC#の基礎が学べる本」は一週間で読みきれるようなボリュームになっているので学ぶ範囲も重要なポイントに絞られていているため、基礎の勉強に最適です。